つばめ投資顧問の「顧問」に就任

お金より大事。読んでおきたい「健康本2冊」

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今年になってから、まだ6冊しか読んでいないのに、「これからの人生において重要な健康に関する本」2冊に出会うことができました。

大袈裟ではなく、それは「貴方」にも当てはまるかも知れません。

そんな事を思いながら、ブログ読者の皆さんにもご紹介します。

目が悪い人に朗報。貴方の視力は回復するかも知れない

『視力を失わない生き方~日本の眼科医療は間違いだらけ~』(光文社新書)

本書は、日本で一番最初にレーシック手術を執刀、以来、白内障や緑内障などの手術を日本で最も多くこなしてきた、日本が世界に誇る「技」を持つ現役眼科医が世に問う本です。

日本の眼科治療は世界に数十年遅れており、著者曰く日本には優秀な「眼科外科医」が極端に少なく、手術技術が高い眼科外科医は10人程度しかいないと言います。

本書では、日本と海外との間の医療事情の差や、眼に関する「本当の知識」を分かりやすく伝えた上で、ズバリ著者を含む「腕のある眼科外科医」を見つけ、この人間に手術をしてもらうことの大切さを強調しています。

著者の経営する眼科には、技術を持たない日本の大学病院(例えば、K大学病院等)で手術に失敗した患者が、次から次へと助けを求めてやってくると言います。

アメリカ眼科学会のコンテストにおいて最高賞20回(世界最多)の受賞を誇る著者の病院では、網膜剥離となったプロボクサーが完全復帰を果たし再度世界チャンピオンになったり、元首相の細川護煕氏も白内障手術を受け、多焦点レンズを移植して、遠近両方とも裸眼で良く見え、現在78歳でも裸眼視力が1.5あるそうですから驚きです。

本書を読んで、ど近眼で眼圧が高い私は早速著者の病院に目の検診の予約を済ませました。

視力回復したらいいな。

目から鱗。日本人の歯磨きは間違っていた

『歯はみがいてはいけない』(講談社+α新書)
目の次は「歯」に関する本です。少々、誤解を生じるタイトルですが、まさか全く歯を磨いたらダメという話ではありません。

「食べたらすぐみがく」のは日本だけの習慣で、他の先進国では、むしろ「すぐ磨いてはダメだ」と言われています。

なぜか?

それは、飲食後の歯の表面は非常に傷つきやすく、柔らかい状態。そこで歯磨きをすると、歯ブラシで歯が機械的に傷つけられ、研磨剤が入った歯磨き粉でさらにダメージを受けます。さらに、食後の一番力の強い時の唾液を口の外に吐き出すため、その効能をみすみす手放してしまうと。諸外国では、この唾液の力を知った上でより積極的に唾液をだす為にガムを噛む習慣が身についています。

そして、目から鱗だったのが、歯は朝目が覚めたら「すぐ」歯を磨くのが良いということ

なぜなら、寝ている間に口の中で細菌が繁殖し、朝起きた瞬間の口の中はばい菌でいっぱいだから、これを歯を磨いて綺麗にする必要があると言います。

だから、朝起きてすぐの「水1杯」は「最悪」の習慣となります。ゲ〜

なお、歯磨きの本来の目的は「食べかすをとる」ことではなく、「歯垢をとること」。そのため、歯ブラシは補助的に使い、デンタルフロスを主に使うのが正解だそうです。

本書も最初の本同様に、日本と外国における歯の治療に関する違いや業界の問題点なども簡潔にまとめられ、問題提起もなされていました。

本書も大変お薦めです。

昔から、年を取ると「目と歯とナニ」が悪くなるとはよく言ったものですね(ナニはナニです。下半身にある)。
少なくとも最初の2つについては、本書を読むことで改善するチャンスがあります。

この本を読んでから糸ようじを愛用しています。

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I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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