「業績の安定性が高く、ベータ値が低い」株式ならカゴメ以外にもある

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日経新聞の以下の記事に注目しました。

(参考)優待だけでないカゴメ、マイナス金利で長期マネーが高値演出(日経有料会員限定)

有料会員向けの記事のため、ポイントとなる部分を引用します。

<記事概要>
・カゴメ(2811)の株価に異変が起きている。年明け以降、長期間続いたボックス相場を上放れし、株価は一本調子で上昇。6日には上場来高値(2922円)を付けた。

・自社商品の提供など株主優待に積極的なカゴメは、言わずと知れた個人の人気銘柄。だが、年明け以降の株価上昇を演出しているのは実は個人ではない。機関投資家の買いだ。

・カゴメは「業績の安定性が高く、しかも相場全体とどの程度相関があるかを示すβ(ベータ)値が低い」(りそな銀行の下出衛チーフストラテジスト)のが特徴。(略)三菱UFJモルガン・スタンレー証券の古川真シニアポートフォリオストラテジストは「業績が良い低ベータ銘柄への資金流入が続いている」と指摘。実際、米運用大手フランクリン・テンプルトン・インベストメントのスティーブン・リンガード・ポートフォリオ・マネジャーは「債券の代替として(価格変動リスクが相対的に低い)内需株をポートフォリオに組み入れている」と認める。

・海外勢の長期資金の流入で、株価指標面では一段と過熱感が強まっている。7日終値時点の予想PER(株価収益率)は62.8倍で、同業の味の素(2802、28倍台)やキユーピー(2809、30倍台)よりも高い。日経平均採用の225銘柄平均(14倍)を大幅に上回る。ファンダメンタルズ(基礎的条件)が上振れしない限り、これ以上上値を追えないという声が聞こえてきそうだが、市場では目先、需給主導で強含みを見込む向きが多い。

<コメント>

・ベータ値というのは、この数値が「1」だと市場(日本株の場合は通常TOPIX)と同じ様な動きをする(例えば、TOPIXが10%上昇する時には、同じ様に10%上昇。下落時も同様。なお、毎日同じ動きをすることを保証するものではない)ことを意味します。

・そして、この値が1を超えて「1.2」の場合は、市場の変動よりも20%変動が大きくなり、「0.5」の場合には市場の半分の値動きしかしない銘柄であることを意味します。

・カゴメのベータ値は日経の情報で確認すると「0.15」と確かに低い値でした。ちなみに、日経のベータ値に関する説明は以下のとおり。

ベータ値(β値)
株価指数に対する連動性を示します。日経平均株価が上昇(下落)したときに、ある銘柄がどう動くかを数値化したものです。日経平均と全く同じ動きならベータ値は1、日経平均株価より大きく動く傾向があるとベータ値は1を超えます。ベータ値が0より大きく1より小さい銘柄は、日経平均株価より値動きが小幅になります。
逆にベータ値が0より小さい(マイナス値)場合、日経平均株価とは逆相関を示す傾向があります。

・カゴメは食品株であり、相対的に(自動車メーカー等に比べ)業績の安定性が高いこと、上記のとおりベータ値が低いことは認めましょう。でも、この予想PER(株価収益率)62.8倍は高過ぎではないでしょうか。フェイスブックじゃあるまいし。

・私だったら、既に実践していますが、米国株に投資します。「高配当」「高い業績の安定性」「低いベータ値」を兼ね備えた銘柄がありますので。以下は私の保有銘柄(一部)です。

配当利回り(%)予想PER(倍)ベータ値
VZ4.3613.200.24
IBM3.6512.390.72
RAI3.3215.110.37
JNJ2.7621.540.59
CHD1.4328.080.27
NKE1.1924.800.55
COST1.1728.770.56

(データ出所は楽天証券)

これ以外の保有銘柄のディズニーやGEはベータ値が1を超えているものがありますが、私の保有する銘柄は殆どが低ベータ値となっています。

だって、毎晩、枕を高くして寝たいですからね(笑)

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