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【米国株】ロッキード・マーチン(LMT)に投資した理由(わけ)

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2017年2月に米国のカンパニーXに投資しました。

もちろん、そんな名前の会社はなく、その正体はロッキード・マーチン社(LMT)のことです。

当初投資をした際、

・既往ポートフォリオにはない業界
・リスク分散には資する投資だと判断していますが、具体的な社名を公開するのは少し躊躇する会社

とだけ書いて具体的な名前を伏せた経緯があります。

なぜ、社名の開示をためらったのか?

それは、やはり当社が売上の約8割が米政府向けの全米最大手の軍用機メーカーだからです。戦争で活躍する会社の株式に投資することを、嬉しそうに堂々とは人に言えませんよね。

では、なぜ投資したのか?

・まず、過去の業績が安定しており、株価も右肩あがりで投資対象として魅力的であること。配当も高めです。
(参考)

不人気セクターへの投資は報われるか
わかま屋さんのブログ記事にインスパイアされました。 ・iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)のパフォーマンスがすごい(一方通行投資で気楽に資産形成。)(リンク切れ) 上記リンク記事によりますと、 ・Dow Jones U.S. S...

・そして以下の本を読んで、世界平和の安定、最悪の事態にならないためには米国の軍事力が世界の中で高位に維持される必要があり、当社は欠くことのできない存在(必要悪)だと思ったからです。

『米中もし戦わば 戦争の地政学』は必読の重要書籍
1月は15冊読みました。 今回はその中から良かった本を5冊ピックアップしました。当月はどれもオススメです。 『米中もし戦わば 戦争の地政学』(ピーター・ナヴァロ) いきなり、「今読んでおくべき重要図書」のご紹介。トランプ新大統領政権の政策に...

・現在ホットなのは、北朝鮮を巡る情勢。アメリカと北朝鮮との間でいつ何時「有事」が勃発するかもしれないと連日メディアが報道していますが、『米中もし戦わば』では、中国がハード・ソフト両面において軍事力を増強しており、米国もうかうかとしていられない状況が詳しく書かれていました。こうした状況では、ロッキード・マーチンの様な会社が中国との間の軍事力の均衡を図ってくれないと、そう遠くない将来に世界が中国の思いのままになってしまう危惧があります。

・それと、これは後付けの理由になりますが、現在緊迫している北朝鮮情勢について、当社の株価動向を日々ウオッチすることで、その切迫度合いがある程度わかる(気がする)ということです。だから、当社株式が下げた日(昨日がそう)はまだ事態はそこまで心配しなくても良いんだと勝手に理解しています。

・この世の中から、核が完全に廃絶され、一切の軍備もない世界が実現すれば理想でしょうが、少なくとも私が生きている間には実現しないでしょう。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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