セミリタイア5年目の2023年を総括

平成28年分の確定申告を行いました。

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過日、昨年分の確定申告を行いました。

作業は国税庁HPで自己完結し、恒例により最寄の税務署まで紙で申告書を持参、控えに受領印をもらって帰ってくるという「儀式」を済ませてきました。

今回の申告の主なポイントは以下のとおりです。

初のふるさと納税

ふるさと納税とは、各地の自治体に寄付をすることで、2000円を超える部分が、所得税と住民税から全額控除される制度です。

自治体によって、寄付金額に応じて特産品などがもらうことができます。私は昨年初めて利用し、食卓には普段食べない高級ステーキなどが並びました。

寄付する自治体が5つまでなら、寄付先の自治体に所定の申請書を提出することで、確定申告なしに控除を受けることができます。私の場合、可能な限り多くの金額でたくさんの自治体(自分の本籍地や現在住んでいる場所等)に寄付したので確定申告を要します。(28年分の所得税が減り、29年分の住民税も減るはずです。)

株式等譲渡損失を計上

昨年は主に日本株の売買で損失を計上したことや、年末になって保有する一部アクティブファンドの処分等も合わせて実施したため、キャピタル・ロスが多くなりました。

配当金を合計後でも5万円ほどの赤字となり、翌年に繰り越します。なお、申告書上はこのとおり赤字ですが、含み益の増減を考慮すれば、実質的な1年間の運用成績はまた違った数字となります。

外国税額控除は難しい

外国の会社の発行する外国株の売却益は、租税条約により、所在地国では多くの場合非課税となり、日本国内では国内株式と同様の税金がかかります。ただし、米国株の配当については、米国・日本で、それぞれ源泉徴収されます

このため、二重課税となったものについて、確定申告で一定額を所得課税から引く「外国税額控除」を行うことができます。

私はこれを申請するのは初めてではないのですが、いまだにこの仕組みの理解が不十分で
ベスト・エフォートで作業をしましたが、実際のところ正しく計算されたのかは自信がありません。なお、結果としては、今回は控除できず翌年に繰り越しとなりました。

個人番号(マイナンバー)は記載

確定申告をブログ記事にするのは久しぶりです。一番最初にブログで確定申告に関して書いたものを探したら旧アドレスの9年前の記事が出てきました。(追記:リンクしていましたが元記事自体を削除)

現在も含め確定申告の義務のある所得に達したことはないのですが、住宅ローン控除や家の買い替え、有価証券の売買等の関係でこれよりも前から確定申告を行っています。

そういう意味では、確定申告のベテランの端くれです(笑)。

確定申告を行うと自分の収入や税金・社会保険料等の増減など、いろいろと気がつき、もちろん税金に関しても勉強になります。

まだ、一度も確定申告を行ったことがない方もぜひ一度チャレンジしてはいかがでしょうか。

なお、マイナンバーについては税務当局の指示通り記載しました。後で連絡が来て、追加作業が発生し税金の還付が遅くなるのが嫌なので。

I hope you like it.

(備忘録記事)平成25年分の確定申告を行いました。
(過去記事です:MEMOとして残しています) 本日、確定申告を行いました。 毎年恒例ですが、「儀式」として所轄の税務署まで申告書を持参し、写しに受領印をもらいました。 過去の写しで確認したら、今回で7年連続で確定申告をしていました。 給与所
平成29年分の確定申告が完了
少し前から準備を進めていた昨年の所得にかかる確定申告の「儀式」(税務署まで書面を持参)を済ませました。郵送ではなく、税務署でその場で控えに受領印をもらえるのが安心感があって好きなのです。 確定申告歴15年以上 現在も含め確定申告の義務のある
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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