つばめ投資顧問の「顧問」に就任

経済的自由の獲得状況について

この記事は約3分で読めます。

ブログ読者の方から以下のコメントを頂戴しました。

エル様は過去記事を拝読させて頂いた印象では既に経済的自由(投資リターンが生活コストを上回り、給与所得が無くてもある程度の再投資ができる)を達成されたか目前のようですね。先日のオフ会ではお若い方々の「今目の前にいる数年後の目標」であられたのではないのでしょうか?

お答えしましょう。

経済的自由とは何か

まず、改めて「経済的自由」を定義しておきましょう。読者の方の表現と殆ど同じですが、ここでは「働かなくても生活ができる状態」としておきましょう。

つまり、生きていくためには働く必要がない状態です。金銭的ではない別の理由、社会貢献等の生きがいのためや健康維持のために働くかもしれませんが、その選択は経済的な理由によるものではない自由な状態を指します。

親から莫大な遺産を相続したケースなどを除くと、過去の投資が成功し金融資産が多くあったり、株式の配当や不動産賃貸収入あるいはブログから生まれる収入等が豊富にある場合、この「経済的自由」を手に入れることができます。

経済的自由には至らず

プロフィールに書いていますが、私の投資歴は長く、リーマンショックを除けば運用において大きな損失を計上したことはなく、基本的には毎年運用益を積み重ねてきました。

また、昨年は出費が多い年だったので、そうでもありませんでしたが、毎年の給与収入から出費を引いた残り数百万円を貯蓄・投資に回すことができる幸せな状況にあります。

でも、これは経済的自由とは言いません。あくまで、これは本業で働く収入(メインエンジン)から得られるものです。

このメインエンジンから得られる収入も、健康を害したり、勤め先の経営状態が悪くなったり(サラリーが減らされ、最悪失業)、あるいは家族の世話をするため仕事を続けられなくなった場合には、大きく減る可能性があります。

では、給与以外の収入の現状はどうか

これについては、最近仲良しになった「たぱぞうの米国株投資」のたぱぞうさんの記事(経済的自由を得てわかった、3つのこと)を参考にして書いてみましょう。

・配当所得  月10万円以上 → 現在、税引き前で月10万円程度(参考:【米国株】配当金・年間受取予想額を試算)
・ブログ収益 月10万円以上 → 現在漸く3万円程度。道のりは遠し
・その他収入 該当なし

ぼかしての表現ですが、合計しても今の高いサラリー(自分で言うか)に比べはるかに少ないですし、これで毎月の生活費や教育費等を賄うことは、とても無理です。

でも、たぱぞうさんの様にブログ収入がコンスタントに月10万円以上になってこなくても、将来取り崩しも併用すれば「準・経済的自由」の身にはなれるかもしれません。

これは非常に個人的な状況と考えなのですが、自分の職場は60歳まで働くのが通常ルートではないため、あと数年もすればどこかに転籍等する可能性が高く給与も減ることが見込まれます。

「金銭至上主義」を目指すなら、会社の言いなりになって、これにしがみつくのが一番ですが、私はできれば次は会社に雇われる身ではなく、もっと自由に自分の仕事を設計したいと考えています。

金融資産から得られる収益をさらに拡大し、ブログからの収入(具体的には広告とアマゾンのアフリエイト)がもっと増えてくれれば・・・・。後者についてはブログのアクセスがもっともっと増えないと実現困難ですが。

実現するといいな

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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