セミリタイア5年目の2023年を総括

不人気セクターへの投資は報われるか

この記事は約2分で読めます。

わかま屋さんのブログ記事にインスパイアされました。

・iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)のパフォーマンスがすごい(一方通行投資で気楽に資産形成。)(リンク切れ)

上記リンク記事によりますと、

・Dow Jones U.S. Select Aerospace & Defense Indexへの連動を目指す米国ETF(ボーイング、ユナイテッド・テクノロジーズ、ロッキード・マーチンなど軍需産業に集中投資)の過去10年間のパフォーマンスが、米国市場全体に投資するバンガードのVTI対比で、なんと95%上回る好成績を残している。

そうです。

投資先の兵器企業群は「死の商人」とも揶揄され、お世辞にも「いい会社」とは言うことができない先への投資です。

こうした、倫理的に問題を含んだ「不人気セクター」については、心理的・道義的に違和感を持つ個人投資家や機関投資家も多く、それがため、投資に踏み切る投資家には「高リターン」をもたらすようです。

これは、たばこ業界への投資にも当てはまります。

健康に悪影響があること、訴訟リスクがあることから、たばこメーカーへの投資はその分不人気となるため、実際に投資する者へは高いリターンを過去はもたらしてきました。

シーゲルの名著『株式投資の未来』において、フィリップ・モリスへの投資が非常に高いリターンをあげていることが紹介されていることは、有名ですね。

個人的には、たばこメーカーへの投資はこうした点を積極的に利用して個別株で投資しています。でも、さすがに兵器企業群への投資は躊躇しますね。(追記あり)

  1. 「いい会社」に積極的に投資する(参考:SRIとESG投資の違いとは?
  2. 一般の人に好まれない企業に敢えて投資する
  3. 選り好みせず、市場全体に投資する

という3つの区分けで投資を分類することも可能ですが、最初の2つはアクティブ投資、3つ目がインデックス投資になります。

インデックス投資だと、自分の嫌いな企業や不祥事を起こした企業にも投資することになるため、それを理由にインデックス投資はしないという方の話を以前聞いたことがあります。

この辺りは、人それぞれの価値観に大きく左右されますね。

追記)投資しました。

【米国株】ロッキード・マーチン(LMT)に投資した理由(わけ)
2017年2月に米国のカンパニーXに投資しました。 もちろん、そんな名前の会社はなく、その正体はロッキード・マーチン社(LMT)のことです。 当初投資をした際、 ・既往ポートフォリオにはない業界 ・リスク分散には資する投資だと判断しています...

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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