セミリタイア5年目の2023年を総括

【米国株】2銘柄(SQ・CRWD)を売却

この記事は約4分で読めます。

エントリー「テスラ株式を売却」の続きです。

今回、売却したのは

Square,Inc.(SQ)とCrowdStrike Holdings,Inc.(CRWD)の2銘柄

拙著『英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円』で述べた「米国株選びの6つのポイント」に照らして、改めて自分のポートフォリオを点検してみた結果、売却が適当という判断に至りました。

取引明細

<SQ>
・売却株数:50株(前日にも10株売却済)
・単価:201.86ドル
・実現利益:378.50ドル
<CRWD>
・売却株数:50株
・単価:190.08ドル
・実現利益:2,785.45ドル

スクエアについては、2020年11月に(再)投資したばかりでした。
(参考)【米国株】米国企業のスクエア(SQ)に投資

また、クラウドストライクについても、スクエア同様、2020年11月に(再)投資を始めて、合計80株まで投資していました。3回に分けて売却し、今回全て売却が完了したものです。

当社はクラウドでセキュリティーサービスを提供している有力企業ですが、ブログに個別記事を書いたことはないですね。(参考)【米国株】新興企業への投資状況(2020/12/24)

主たる売却理由

拙著では以下の6点を米国株選びのポイントして挙げました。

1.自分がよく知っている製品・サービスを扱っている
2.ポピュラーな企業で情報が入手しやすい
3.高い収益性・競争力がある
4.成長性が高い
5.10年以上の増配実績がある
6.売上高営業キャッシュフロー比率が20%以上ある

上記ポイントは、必ずしも全てを充足する必要はなく、この観点で総合的に良いと思える銘柄をピックアップ、最後は他の銘柄との組み合わせ(ポートフォリオ)を見ながら、投資するか否か判断しています。

まず、この2銘柄で現時点で間違いないのは「成長性が高い」部分。そして、最初の「自分がよく知っているかどうか」の部分については、アップルやマイクロソフトなどと同様というわけではありません。

また、米国株の中ではどちらも比較的人気がありますが、情報の入手しやすさの面では、やや劣後する気がします。

そして、肝心の収益性や競争力の部分では、まずスクエアは決済サービスの分野では有力な競合が存在しており、決して当社が磐石というわけではありません。クラウドストライクについては、かなり他社に先行しているように見受けられますが、「自分がよく知っているかどうか」にも関連しますが、専門家でもない私には本当のところ「よくわからない」というのが正直なところです。

また、ビジネスの「堀の深さ」を簡易的に測ることにも使える「売上高営業キャッシュフロー比率」(直近期実績)の水準が高いかどうかも決め手となりました。

・スクエア:4.0%
・クラウドストライク:40.8%

スクエアは僅か4%しかなく、同じく決済サービスを手掛けるペイパルの27.3%と比べて大きく劣りました。

一方、クラウドストライクについては、この数値そのものは申し分なかったのですが、私の当社に対する理解度が弱いので、この期の数値(前期は20.8%)だけをもって「今後も安心」という判断には至りませんでした。

なお、「10年以上の増配実績がある」の点については、新興企業であるこの2社については考慮していません。

その他

今回、この様な確認作業(売却しなかった他の銘柄についても点検)をしたのは、まず、銘柄数を絞って、その資金を他のより信頼のおける銘柄に投資したかったこと、そして、本を読んだ読者のことを念頭において本の内容と私のポートフォリオをより近づけたかったからです。

なお、銘柄選びの6つのポイントは必ずしも絶対従わないといけない「金科玉条」ではありません。

念の為、申し上げておきます。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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