皆さんは投資に際して、その「意味」を意識していますか?
私の場合、大きく2つのことを意識しています。
経済的リターン
まず最初は「経済的リターン」です。平たく言えば、どれだけ「儲かるか」
自分の保有資産を株式や債券などに投資することで、キャピタル・ゲインもしくはインカム・ゲイン、その両方を得ようと目論むものです。
まず、このことを否定する人は実際に投資する人では皆無でしょう。
そして、この目的で投資する場合にも、インデックス投資とアクティブ投資に大別され、さらに後者についても個別株投資とアクティブファンドを通じて行う方法があります。
この経済リターンに関しては、できるだけ「大きい」方がいいのは当然ですが、株式等のリスク資産は単純に右肩上がりで価格が上がるわけではないので、保有期間中の価格のブレをどの程度に抑えるのか、など投資のやり方で随分と違いが出てきます。
この目的達成にかける投資家の労力の程度は、かなりバラツキがあります。
非経済的リターン
一方で、私は投資には単なるお金が増えるという経済的なリターンだけでなく、投資をすることにより、企業や経済・社会への理解が深まり、それが場合によっては仕事にも役立ったり、個人の知的欲求を満足させてくれるといったリターンもあると考えています。
(参考)株は上がればそれでいいのか(2020/5/27)
私の場合、株式投資を始めたきっかけが、元々、こちらの欲求の方が強く、今でも個別株への投資を通じて、日本や米国の企業が時代の変化に対応して様々な施策を講じている様子を知ること自体が、とても楽しく感じています。
昨日のエントリー(【祝】退職後、資産が1億円増加)の通り、私の投資を通じた経済的なリターンは、既に十分なものになってきており、一段と無理なリスクまで負って儲けを追い求める必要性は薄れています。そのため、インデックス投資の割合を高めるなどポートフォリオの修正を行ってきていますが、今もこの「非経済的」なリターンへの欲求は変わらず大きいので、金額自体は抑制傾向ですが、投資する銘柄数に関しては従前と変わらず今もたくさん保有しています。
インデックス投資とアクティブ投資併用のススメ
上記の様な考えや、場合によっては、読者に投資の才能があるかもしれないので、私は以前から二刀流をお薦めしています。少し古いですが以下の過去記事をご参照ください。
I hope you like it.