皆さま、こんにちは。
例年であれば年末年始の恒例行事として書いている年間読書振り返り記事ですが、今回は107日間に及ぶ世界一周旅行に出ていたこともあり、すっかりこのタイミングでの更新となってしまいました。少し遅くなりましたが、2025年に読んだ全92冊の中から「これは特に読んで良かった!」と心から思える本をご紹介します。
今回は、特に大きな衝撃を受けたイチオシの1冊を筆頭に、厳選したメインの5冊をピックアップ。さらに惜しくも5冊からは外れたものの素晴らしかった12冊をジャンル別にご紹介します。
🌟 今回のイチオシ:AIと人類の未来を決定づける衝撃の大著
1. 『シンギュラリティはより近く』 レイ・カーツワイル
2025年の読書の中で、最も圧倒され、思考を強く揺さぶられたイチオシの1冊です。 テクノロジー界の預言者カーツワイルが、AIや指数関数的技術進化の到達点である「技術的特異点(シンギュラリティ)」について論じた注目の続編。単なるSF的予測ではなく、実証的なデータをもとに、私たちが直面している変化がいかに目前まで迫っているかを鮮烈に描いています。
これからの社会、経済、ビジネス、そして「人間としてどう生きるか」という前提そのものが塗り替えられていく予感と解像度を与えてくれる、時代を生きるすべての人に読んでほしい必読書です。

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レイ・カーツワイル/高橋 則明 NHK出版 2024年11月25日頃
📚 特に読んで良かったおすすめの4冊
2. 『西洋の敗北』 エマニュエル・トッド
歴史人口学者トッドが、現在のグローバルな地殻変動と西洋社会の構造的危機を分析した話題作。 ウクライナ情勢や米欧の産業・社会的空洞化を背景に、これまでの「西洋中心」の価値観や常識がいかに揺らいでいるかをデータに基づいて解き明かしています。世界情勢をより客観的かつ多角的な視点から見直すための強力な手引きとなりました。

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エマニュエル・トッド/大野 舞 文藝春秋 2024年11月08日頃
3. 『THE WEALTH LADDER』 Nick Maggiulli
ベストセラー『JUST KEEP BUYING』の著者による個人資産形成の最新作。 資産規模や人生のステージ(=富の階段)に応じた戦略や優先順位を明確に示してくれます。単なる資産の最大化を目指すのではなく、各フェーズで「どうお金や時間と付き合うべきか」「何に注意すべきか」を論理的に解説しており、自身の人生設計や資産管理のスタンスを再点検するうえで非常に実用的な良書でした。

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ニック・マジューリ/児島 修 ダイヤモンド社 2025年11月13日頃
4. 『相続専門税理士が教える 相続のめんどくさいが全部なくなる本』 前田智子
手続きや税金面でどうしても後回しにしがちな「相続」について、専門家の視点から分かりやすく整理された一冊。 複雑な法律知識や実務の手続きがスッキリと体系化されており、自分自身や家族の将来に向けた備えとして非常に安心感を与えてくれました。身近で実用的な知見が得られる非常に価値ある内容です。

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前田智子 ダイヤモンド社 2025年03月06日頃
5. 『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ』 齋藤ジン
新自由主義の終焉と、それに伴うグローバルな経済・政治システムの転換点を捉えた一冊。 市場至上主義から国家や地域秩序の再構築へと向かう世界の大きな潮流をクリアに解説しています。マクロ経済や投資環境の未来像を描くうえで、非常に多くの示唆が得られました。日経ヴェリタスから取材を受けた際、いち早く紹介(日経ヴェリタス読者しか読めない)(参考)日経ヴェリタス「七転び八起き」に掲載

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齋藤 ジン 文藝春秋 2024年12月17日頃
📖 他にも良かった厳選12冊(ジャンル別)
メインの5冊以外にも、学びや発見の多い素晴らしい本がたくさんありました。カテゴリー別にご紹介します。
■ 投資・経済・ビジネス
- 『「増配」株投資 年1,075万円もらう資産3.7億円の投資家が教える!』 ヘム
- 『大暴落の夜に長期投資家が考えていること』 ろくすけ
- 『日本経済の故障箇所』 脇田成
- 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 野地秩嘉
■ 歴史・人物・社会
- 『セゾン 堤清二が見た未来』 鈴木哲也
- 『タカラヅカを創った小林一三と明治人たちのリーダーシップ』 古川裕倫
- 『古典に学ぶ現代世界』 滝田洋一
- 『役所のしくみ』 久保田章市
■ 語学・自己啓発・ライフスタイル
- 『速読英単語[改訂第8版]必修編』 風早寛
- 『Distinction 2000』 ATSU
- 『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』 川崎あゆみ
- 『発達障害かもだけど、お金のこと ちゃんとしたい人の本』 岩切健一郎
おわりに
2025年は世界の大きな構造変化から最新テクノロジーの未来、そして個人の足元の生活・資産形成に至るまで、それほど多くは読めませんでしたが多角的に視点を広げられる実り豊かな読書の年となりました。
特にイチオシとして挙げた『シンギュラリティはより近く』が示す未来像は、今後の生き方や投資・資産運用のスタンスを考えていくうえでも、自分の中でひとつ大きな軸になりそうです。
皆さんの本選びや今後の読書計画のヒントになれば幸いです。気になる本があれば、ぜひ手に取ってみてください!
I hope you like it.

