サマータイム入りして最初の取引となった昨日の米国株式市場ですが、割とキツイ下げとなりました。
・NYダウ:-2.08%
・ナスダック総合:-4.00%
・S&P500:-2.70%
大手ハイテク株など中心に下げ、目を引くのがテスラ株の下げ
一時16%下げ、終値は222.15ドルと15.42%下げて終わっています。(さらに、アフターマーケットでも更に下げ)
昨日のマーケットの下げに関して、いろいろ言われていますが、イーロン・マスクが関与している政府効率化省(DOGE)による政府職員の削減等があまりにも性急であり、景気・雇用等への悪影響が懸念されている中、トランプ大統領が9日放送の米FOXニュースのインタビューで景気後退入りの可能性を明確に否定しなかったため、政権が短期的に景気に配慮した政策を打ち出さないとの思惑から、実態経済悪化の悪いニュースに焦点が当たる展開になった模様です。
テスラ株に関しては、昨日の下げでピークから約55%も下げた状態です。日経の記事によれば、テスラ株急落の引き金を引いたのは、スイス金融大手UBSによる販売台数見通しの引き下げとのことです。
損失を抱えたくなかった
前置きが長くなりましたが、昨年夏に自宅購入のため米国「個別株」を全て売却して以降、唯一再投資して保有していた個別株のテスラ(TSLA)を全売却しました。
元々、米国株の配当・分配金についてはS&P500連動のETFのVOOに再投資していたのですが、たまたま昨年投資チャンスに見えたタイミングで投資金額は大したことないですが、VOOの代わりに投資していたものです。
割と投資した直後から調子よく上げたので、昨年の上手くいった投資事例との認識でした。
(参考)久しぶりに投資した米国株が暴騰(2024/10/26)
上記投資の後も少し追加して合計8株持ってました。一時は数十万円の含み益になっていたのに、あれよあれよという感じで下落が続いたので、含み損になる直前3/5約定で売却しました。
売却単価は274.18ドル(保有コスト263.81ドル)
ちょっと面白いのが、昨日の終値222.15ドルと最初に購入した単価がほぼ同じということです。
再投資は「ある」
テスラ株に投資している人の中には、まず当社の製品(自動車)に惚れて、それから株式投資を始めた人も多い様です。
先日読み終えた投資本の著者の中島さんもそのお一人

posted with ヨメレバ
中島聡 徳間書店 2025年02月28日頃
私の場合、中島さんの様に時代の潮流を深く読む力もありませんし、テスラについて「推し」の要素もないことから、単純に(比較的短い)投資妙味があるかどうかで、これまで判断しています。
今回、総合的に判断(売ると決断するのは遅かったですが)して、売却しましたが、イーロン・マスクが政治から距離を置く等の状況の変化があれば、今回の売却したことが無かったかの如く再投資することもあるでしょう。
P.S.
テスラ売却代金でVOOに投資
I hope you like it.