まだ、今年は終わっていませんが、今年の資産運用を振り返りつつ、来年の展望についても少し考えてみました。
これはあくまで「私」に関することなので、まぁ、他人事だと思って軽く読んでください。
退職後3年目
私は2019年早々に、30年近く勤めた仕事をやめました。ですので、2022年になれば丸々3年「自由人」の時間が過ぎることになります。
私が仕事をやめた頃は、今流行りのFIREという言葉は少なくとも日本ではそれほど流布していなかったので、私は「セミリタイア」という言葉を使っていました。
まだ勉強中の息子含む家族4人の生活は、基本的に私がこれまで蓄積してきた金融資産と資産運用によって賄われています。
現時点までの2021年の資産の増加状況
本投稿を書いている2021年11月19日の日本の株式市場の前場が終わった時点で、純資産は昨年末対比で約20%増加しています。
これは、金融資産ではなく便宜的に自宅マンションを評価したものを加えたものがベースです。今年は春に長く住んでいたマンションを売り、中古マンションに住み替えましたが、そこで浮いたお金を株式に更に投資しているので、全資産ベースで比較してやらないと比較が難しいのです。
なお、これまで何度もお伝えしている通り、米国株と日本株だったり、個別株と投資信託を区分したりして運用成績の計測・管理はしていません。(ただし、米国株の部分のみはモーニングスターのツールに悉皆で売り買いを反映させている)
そのかわり、あらゆる口座をリンクしているマネーフォワードMEで「毎日」(日中に時価更新することも多い)資産の状況を確認しており、その数値が上記の通り今年ここまでに毎月の生活費や旅行代(8月は1ヵ月京都旅行に行きました)などを支払った上で2割増加している状況です。
投資家の中には、もちろん上には上がいますが、私の場合には無理をせず(その割にいつもフルインベストメントなんですが)、安定的に増やせれば十分なので、満足できる成績だと感じています。
売買頻度は今年も多い
このように「実」の部分では全く問題ないのですが、プロセス、つまり、どのように運用してきたかの部分については、今年もバタバタとポートフォリオ(特に日本株)を動かしていたことが反省点です。
今年は実現益だけでも軽く1,000万円以上、含み益もかなり積み上げることが出来ている状況ですが、証券会社にたくさん手数料を支払い、お国にもたくさん税金を納める結果となりましたので「三方よし」(笑)でしょうか
日本株のウエイトを徐々に上げていく
年内は年末ギリギリまで、もし大きな含み損が生じる銘柄が出てきたら、含み損を実現して税金の圧縮を図ります。今年は実現益が多くなってしまったので、次の確定申告では総合課税は選択しないでしょう。
来年に向けて、今考えていることは、少し日本株への投資を増やすことです。米国株対日本株の比率がいくらであらねばならないとか、数字ありきではなく、日本企業にもう少し投資してみたい銘柄があるからです。
私の場合、何か投資に回せる定期収入があるわけではありませんので、具体的には米国株を一部売却してその代金を充当する形となります。
I hope you like it.