投資は100人いたら100通りくらいスタイルに違いがあるものです。
簡単な区分でも
・インデックス投資を主体とするのかアクティブ投資主体でいくか
・投資信託中心なのか個別株中心なのか
・株式にこだわるのか債券他のアセットクラスまで投資対象を拡大するか
・余裕資金をどこまで持つか
・定期購入するのか否か
・投資期間は短期か長期か
そして、上記に含まれますが、取引回数が多いのか少ないのかは、人によりかなり差があると思います。
エルの投資スタイル
上記の区分で言えば私は
・アクティブ投資が99%のイメージ
・個別株が殆ど
・株式オンリー
・常にフルインベストメント
・過去から積立投資は限定的
・投資期間は割と短く、取引頻度が「かなり多い」
というのが特徴です。
以前から認識している取引回数の多さ
個人投資家の中には、年間の取引は「年10回程度」に抑えるのが良いという人もいます。これは、取引手数料がかかるからというよりは「利益を伸ばす」という観点からが多いようです。
安易に利益確定していたら、資産は大きく成長しないゾと
確かに一理あると私も思います。
私だって、できれば年間取引は10回位の「好球必打」で、無駄にスイングせず、ボールを見極めて見送りも活用。成長が続いている有望な銘柄はそのまま「握力」を強めて、じっと我慢も必要。と頭では理解しています。
今は取引にかかるコストは殆ど無視できますが、税金の流出は馬鹿にできません。トータルリターンを大きく引き下げる要因となるからです。
でもね
現在、約30年の投資歴となりますが、取引回数が多い傾向はそんなに簡単に改まらないのです。
取引回数が今年は減っている
2021年はコロナ禍、外出や会食の機会が減るなど、コロナ禍やむを得ず行動が変わった部分もありますが、ネットで行う投資に関しては特段の制約はありませんでした。
こうした中で、私の取引において変化が認められました。そのため、今回、ブログ記事として残しておきたいと思います。
まず、私の投資は楽天証券をメインにしています。楽天が良いのはインターフェースが使いやすいこと、そして過去の取引履歴を古いものでも簡単に遡って自分で簡単に調べることができることです。
過去数年の取引を米国株と日本株に分けて、利益を実現させた回数と利益額を調べてみました。
すると
仕事を辞めた2019年に日本株の取引が急増、いや「激増」と表現した方が適当でしょう。
業務上の制約から解放され、自由の身となつたから当然です。
2019年、2020年と比べると偶然ですが、取引回数はほぼ同じでした。そして、日本株が米国株に比べて圧倒的に多かったです。
楽天証券が提供するサービスに「資産状況サマリーレポート」というものがあります。
(参考)資産状況サマリーレポートと支払手数料(2017)
このレポートでは、取引回数ではなく、当該証券に対してどれだけお金を払ったか自分で把握できるようになっています。私は楽天にとっては「優良顧客」だと思います(笑)
このレポートで今年の支払い額がどのくらいになったかは来年に判明しますが、現時点で把握できる株式の取引回数が昨年に比べて、半減していました。(まだ、11月なので年率換算して比較)
元々、取引回数が多すぎると自覚していたので良い傾向ですが、ポートフォリオが安定的になった米国株だけでなく、日本株についても見事に半減していたのです。
正直、絶対水準は今でも「ものすごく多い」のですが、半減することは予想だにしてなかったので、自分でも不思議です。
なお、来年はより意識的に減らしたいと考えています。
I hope you like it.