つばめ投資顧問の「顧問」に就任

米国債券ETF(2621)に投資

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今日の日経記事です
「債券ルネサンス」が始まる インフレ鈍化でマネー回帰(会員限定)

2023年のグローバル金融市場の先行きをめぐって、世界の投資家の中で2つのコンセンサスができつつある。1つ目は、世界景気はこれから後退局面に入る可能性があり、それに伴ってリスク資産の価格変動が高まるだろうということだ。2つ目は、そんなマーケットにもひとつだけ有望な投資先があることだ。22年には歴史的な暴落劇を演じた債券である。

22年の米10年国債のリターンはマイナス17.83%。デフォルト(債務不履行)しなければ満期に元本が返ってくる米国債の価格が、年10%超下げるのは極めてまれだ。

2022年の米国株式が約2割下落したことは知られていますが、むしろ「歴史的」な下落となったのは債券の方でした。

債券価格は金利と逆相関の動きにあり、金利が上がれば債券価格は下落、金利が下がれば債券価格は上昇する関係にあります。

昨年はインフレを封じ込めようとFRBが急ピッチに利上げを進めたこと等により、基本的に金利が上昇する1年でした。そのため、米国株60%・米国債券40%の伝統的な組み合わせでも、パフォーマンスが悪い年になったと話題になりましたね。

日経の記事では、米国株に対してなお懐疑的な投資家が多い中で、債券に注目する投資家が多いことについて、説明しています。

21年も10年債のリターンはマイナス4.42%だった。ニューヨーク大学のアスワス・ダモダラン教授のデータによると、1928年以来2年連続で下げたのは22年を含めて3回しかない。そして3年連続で米国債が下げたことは一度もない。

実際のところ、この先どうなるかは分かりませんが、資産の一部を債券で持っておくことは悪くないかなと思って、先週くらいから国内ETFである「iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり)」(2621)に投資しています。

このETFはFTSE米国債20年超セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)への連動を目指すもので、実効デュレーションは約17年と長く、為替はヘッジされていることが特徴です。

なお、信託報酬は0.154%(税込)で分配金は年4回ありますが、配当目的の投資ではなく、今後、年後半などに例えば景気悪化懸念で金利が低下する局面などで威力を発揮することを想定しています。

(一般的な期間10年ではなく、より長い債券なので金利リスクは高いです。)

ちなみに、投資金額は現時点で350万円程度です。

来年の恒久NISAで投資する頃に、うまく上がっています様に

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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