米国株ポートフォリオを更新

『株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術』読了

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主に2000年代に書店でよく見かけた個人投資家・角山智氏の投資本を初めて読了しました。

2005年出版、ブックオフで105円で購入、我が家で数年にわたり「積読」していたものです。

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個別株の分析の手順のイロハがわかる

私は投資歴30年以上で、投資本も何百冊もこれまで読んできていますので、基本的に本書で説明されている「定量分析」「定性分析」は自然に行なっています。

しかし、個別株投資をこれから始めようとしている人などには、具体的な手順が書かれた本書の様な本が最初は手元にあって「一つ一つ」確認しながら、分析のステップを進めるのが良いのだろうと感じました。

本書は書店でもアマゾンでも中古でしか手に入らない本なので、中身については詳述しませんが、私の様なベテランが読むと、初心者だった頃を思い出すことができ、少し基本に立ち返って投資に向き合いたいと思いました。

個人的な感想やメモなど

株価指標

企業買収の視点から割安性を見る「EV/EBITDA倍率」
→今ならネット証券などでも簡単に表示してくれますが、当時は自分で計算しないといけなかった(はず)。ちなみに、著者はこの倍率が5倍未満なら「割安」、10倍以上は「割高」としています。

キャッシュリッチな企業を探す「真のPER」
→ポール・ソンキンという人が『バリュー投資入門』などで提唱した考え方。
真のPER=(時価総額+有利子負債ー現預金)÷当期純利益
これは、時々アナリストなどが手持ち現預金を勘案したPERなどという表現するやつです。これは、恐らく自分で個別に計算する必要がある。著者はこの数字が8倍未満は「割安」、12倍以上は「割高」としています。

事業素質を映す「バフェットの利益率」
→バフェットの利益率=当期純利益÷(棚卸資産+有形固定資産)
棚卸資産や固定資産の資産性について留意はしますが、この様な数式で計算するのは初めて目にしました。バフェットがROEと並んでこだわった指標とのこと

企業の栄枯盛衰を実感

本書には、具体的な企業(銘柄)名が豊富に出てきます。そして、著者の年末ポートフォリオが2000年末から2004年末分まで投資ウエイトとその時点の損益率とセットで掲示されていました。

これを拝見すると、今もときめくキーエンスがある一方で、消費者金融、新興不動産会社などその後経営がかなり不振になった企業も散見されました。

改めて、個別株は「ほったかし投資」は絶対行なっていけない。その様な当たり前のことを感じた次第です。

なお、冒頭に書きました通り、本書の中身について詳述はしませんでしたが、定量・定性分析の基本が書かれており、安価で手に入れて読む分には損はないかもしれません。

(私はブログに記録をつけることで、本棚には残しませんが)

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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【L】米国株投資実践日記