つばめ投資顧問の「顧問」に就任

超高配当株投資入門(かんち:著)読了

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X(ツイッター)でやりとりがある個人投資家「かんち」さんが、ダイヤモンド社で5月に出版した人気投資本を、少し遅くなりましたが拝読しました。

著者プロフィール

・1961年生まれ、三重県在住の元消防士の個人投資家。投資を始めたのは、就職して間もない20歳ごろから
・パチンコで毎月の生活費を稼ぎ、給料の大部分を株式投資に回していた時期もある
・「シクリカル銘柄」への投資が得意。みずほ株への集中投資に成功
・2011年、資産1億8000万円、49歳のとき早期退職。現在に至る
・退職後の13年間で資産は3倍以上、62歳で現在8億円、年間配当金は2000万円超え
・なお、自宅は祖母の実家(元遊郭)を3000万円の内装リフォーム代金を投入して住んでいる
・現在の生活費は年1500万円

本書でわかる著者の投資手法の概要

・基本的に一度買ったら、株式はほったらかし。「貯株」を主眼に置いた運用方針。投資割合は高配当株5:優待株3:成長株2
・元々は優待株投資中心だったが、ここ数年で今の投資割合に。本書での高配当株の定義:配当利回り3.5%以上
・600銘柄以上保有する超分散投資型。保有割合が1%を超えるものは少ない
・主力株(20銘柄)は500万円以上、準主力株(107銘柄)は150万円〜500万円が基準
・基本「逆張り」
・優待が改悪されたら、原則「売り」
・信用取引のレバレッジは1.3倍まで
・ポートフォリオが最も変化するのは「暴落時」
・長い時間軸で、自分の力ではなく、株自身が持っている増える力を信じる

メモ

・信用取引の「保守的なマイルール」:「保有する現金以上に損失が膨らんでしまったら、その時点で信用取引分を損切りして負けを認める」
→このルールが実際に適用されたのはリーマンショックのときだけ
・リーマンショックやコロナ・ショック時の日経平均のPBRは0.8倍

感想など

私も2019年に早期退職していますが、同じ早期退職組でも、投資のやり方だけでなく、その他諸々の考え方や生活スタイル(FIRE後のリアルライフ)が違っていて、とても興味深かったです。

既に50000部まで増刷されているのが納得の大変読みやすい本でした。

「私にとっての投資とは、お金に煩わされることなく人生を楽しむための手段です」(かんち)

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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