つばめ投資顧問の「顧問」に就任

「セミリタイア投資術」(たぱぞう:著)を読了

この記事は約3分で読めます。

米国株ブロガー仲間のたぱぞうさんから、6月に出た新著をご恵贈いただきました。

大変読みやすい本だったので届いた当日に、即読了しました。

簡単ですが、感想などを述べ、本書をご紹介しますね。

たぱぞうさんの集大成

米国株の投資家で、ネットなどで情報を得ている人なら、おそらく著者のことを知らない人はいないと思います。

米国株への投資を2010年から本格化し、ブログを開始したのが2016年だそうです。

私が米国株に舵を切ったのも、たぱぞうさんがブログを始めた頃ですし、退職した年(2019年)も私と同じ。サラリーマンになって早々から株式投資を開始したことなど、共通点が多いことを感じました。

これまで、米国株の本を複数出されており、私のブログでも2冊ご紹介していますが、本書は米国株以外の領域に投資のフィールドを広げている、著者のまさに「今」を一番表す内容となっており、個人的には本書がベストです。

「投資とは人生の選択肢を増やすこと」

との冒頭のメッセージは、私も深く同感するところであり、読者も本書を参考にしていただければと思います。

個人的にアンテナに引っかかった箇所

大変読みやすく、参考になる箇所がたくさんある本書の中で、私がマーカーを引いた箇所の一部をご紹介します。

<セミリタイアの実現性を大きく左右する要素>
・運用のスキル
・お金の使い方
・価値観

<運用益を生活費の一部にできると仕事を減らすことが可能>

<セミリタイアできる人は「常識を疑える人」>

<資産形成の加速化には「引き算」の発想>
・洋服はアイテムごとに4着まで、は真似したいと思います。

<セミリタイアは目指すものか>

<セミリタイア後は「取り崩す」という発想も持つ>

その他本書のポイント

当初は株式投資だけだった著者ですが、2017年より太陽光、その後不動産投資と投資の幅を広げており、いわゆる「ハードアセット」の分野でも経験を積まれています。

私自身は、たぱぞうさんよりも年齢が上で、こうした資産に労力を割く気力も能力もないのですが、もし、この分野にご関心がある方でしたら、手っ取り早く「勘所」が本書で掴めるでしょう。

そして、資産管理法人の設立に関しても、ポイントが説明されているので、これ一冊で様々なことが学べます。

なお、米国株投資の部分については、セクターETFの紹介などがありましたが、個別株選びのポイントなどは、非常に私に近いですね。

以上、たぱぞうファンであれば、必読の本のご紹介でした。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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