トランプ大統領の高い関税活動で、大混乱となった先週のマーケットですが、乱高下したものの、週末の米国株は上昇して終わり、米国株がメインの私の資産は急落した4月7日前の金額を回復して終わっています。
この間、一切何もしないことも普通にあった(むしろ一般的には推奨)のですが、ご想像の通り、私は「動き」ました。
取引自体は、日本株の方が多かったのですが、今回は米国株について、状況をシェアします。
3月末までの状況
トランプ氏が実際に異例な政策を発動する前の3月末時点では、特にポートフォリオの状況について、特記すべきことはありませんでした。
日本株は記事を書いた通りです。
一方、米国株については、直近の日経ヴェリタスさんに取材を受けた記事(参考:日経ヴェリタス「七転び八起き」に掲載)に述べた通り、米国「個別株」は全て売却し、S&P500に連動するインデックス投信にシフトしていました。
別途、過去に米国株個別株等から得た配当・分配金を原資として、やはり、S&P500連動のETF(VOO)を数百万円保有していました。
なお、これ以外にも内外のアクティブファンドやiDeCoもありますが、金額の上では重要性は乏しいです。
先週の取引
まず、日本株取引において、100万円を超える実現損が出た(「出した」と表現した方が正確:「損して得を取る戦略」)ため、今年の軟調な株式市場の状況に鑑み、仮にこのまま大きな回復がないことも想定して、この損失に見合う実現益の計上を考えました。
そうした時、上記VOOの含み益がちょうどいい金額であることに目が留まりました。
また、米国市場が1日の変動としては、歴史的な下げの場面があるなど、一時多くの方が指摘していた割高感が解消されていること(個別には「かなり」安い株式も増えています)から、米国「個別株」への投資について、検討を行いました。(個人投資家おけいどん氏の著作も参考)
結果として、投資行動は以下の通り
(売却)
VOO(全株)
(購入)
インベスコQQQ信託シリーズ1(QQQ)
バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)
ノボ・ノルディスク(NVO)
バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)
SPDR ダウ・ジョーンズREIT ETF(RWR)
エヌビディア(NVDA)
(上記は金額が大きなものから記載)
コメント
ごじゃごじゃと雑多なものが入っていますね(笑)
まず、米国株への投資ウエイトは維持する中で、米国株ETFのVOOを売却する一方でナスダック100に連動するQQQに投資しました。
実はQQQについては、元々メイン証券ではない証券会社(SBIとマネックス)で保有していたのですが、この2つの証券口座を実質的に閉じる方針のため、少し早く売却しており、そこで得た代金を楽天の口座に集約した意味合いもあります。
バークシャー・ハサウェイに関しては、守りの役割を期待
ノボ(デンマークの企業)は以前から注目していた糖尿病ケア製品の世界ナンバーワン企業です。加熱していた株価が随分とこなれたものとなっていたので、優良大企業への安値での投資(私の基本スタイル)の一環で初めて投資しました。
エヌビディアに関しては、半導体関係は日本株をメインにする方針にした際、売却した経緯がありますが、今回、100ドル以下の株価には値ごろ感を感じて、まずは少額で投資再開しました。
ヘルスケア・セクターETFは通常ディフェンシブな投資先なのですが、今回のトランプさんの件で、顕著に売られていたので、拾いました。
RWRは米国のREIT市場全般への投資を可能とするETFです。これは、これから世界がどの様になっていくのか想像もつかない状況になってきたので、アセットクラスの分散を開始したものです。
他にも「頭の中にある」投資アイデアはあります。
I hope you like it.