高配当な米国株2銘柄(T・PFF)を売却した資金の一部で、ホームセンター業界で世界首位のホーム・デポ(HD)に新規で投資しました。
日本には店舗がないため知名度は低いですが、ホームセンターに限定せず小売全般での売上高も世界屈指の規模を誇る大企業です。
投資した理由
業績が良い
・これは大事です。基本のキ。
株価は右肩あがりで、下値抵抗力もある
・好調な業績に支えられ、株価が長年にわたり上昇しています。そして、「負けない運用」を達成するうえで重要なのが、大きく株価が下げないこと。当社株式はリーマン・ショックがあった2008年は▲14.51%の株価下落となっていますが、これを除き2009年以降2017年まで全ての年で株価は上昇(今年もこれまで上昇)しています。地味な業態ですが実は隠れた?優良企業と言えるでしょう。
米国内需型の企業であること
・My「米国株ポートフォリオ」は基本的に米国だけでなくグローバルに展開する企業が多いですが、当社は一部メキシコ等でも展開していますが基本的に「米国内需」に依存する会社であること。世界経済との連動性が低く、ポートフォリオのリスク分散を図る上でメリットがあると考えました。(→移民等により人口が先進国では例外的に増えている米国。外需の恩恵を受けなくとも今後ともマーケットが拡大すると読みました。)
アマゾンの影響も相対的に軽微
・現在、小売業界では「アマゾン・ドット・コム」が書店以外にも様々なマーケットを侵食し、「負け組」企業が生まれています。そのため、「デス・バイ・アマゾン」なる言葉と株価指数まで誕生しています。しかし、ホーム・デポは「アマゾン・サバイバー」たる力があると考えました。
専門業者にフォーカス
・当社はターゲットとする顧客層を一般消費者よりも、家の建築やリフォーム、配管などを行う専門業者にフォーカスしています。
ソリューションを重視
・当社は専門知識を有した経験豊富なスタッフが応対することにより差別化を図っており、顧客の抱える課題の問題解決を重視しています。店員のアドバイスをあまり必要としない他の日用品等の小売の様にはアマゾンにマーケットを席巻されないのではないかと考えました。
オンライン事業にも積極的
・そして、アマゾンの得意とするオンライン事業へも積極的に対応しており、すでに金額ベースでアマゾン、ウォルマート、アップルに次いで米国で堂々第4位のEC事業者となっています。スマホアプリの利便性も良い様です。
以下は参考リンクです。
・【米国株】ホーム・デポ(Home Depo:HD)の銘柄分析(和波の投資生活ブログ)
・【HD銘柄分析】ホームデポ 米国最大のホームセンターは超優良企業だった(Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!)
なお、余談ですが「生活必需品セクター」かと思いきや、「一般消費財・サービス」に分類される企業でした。
I hope you like it.