サイトアイコン 【L】米国株投資実践日記

米国株ポートフォリオを3つの観点から「格付」

6689062 / Pixabay

私は5月末時点でETF含めて41銘柄の米国株に投資しています。拙著『英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円』の中で「エル流 米国株選び6つのポイント」をお示ししていますが、この考え方を3つに集約して、この観点からETF除く投資先を大胆に「格付」してみました。

3つの観点

<製品・サービスを利用>
まず、私が米国株に限らず、広く一般の投資家にとっても有効・有用だと考えるのが、投資先の企業の製品やサービスを自分で利用しているかどうかという事

もし、自分で使っていたら、投資家以前に「消費者」の視点からその企業を評価できるからです。表に表した通り、必ずしも自分で利用している先ばかりではありませんが、この視点はとても大事だと考えています。

なお、評価は3段階で「当てはまり度合い」の強い順番に上からABCとなっています。(以下同じ)

<ポピュラーで情報が入手しやすい>
そして、上記「製品・サービスを利用」していることと並んで、投資を長くストレスなく継続していく上で重要だと考えるのが、情報の入手のしやすさです。

やはり、外国の企業に投資する以上、日本企業と全く同じ土俵で情報が手に入るわけではないからです。それでも、アマゾンやアップルなどは毎日の様にメディアで取り上げられ企業情報の入手は容易です。

<ビジネスが強固>
3点目はエルの独断と偏見で付けた評価です。業種、営業利益率、キャッシュフローの状況、当該企業が置かれた競争環境、外部格付等の様々な項目を踏まえて、私が「えいや」と総合的に判定したものです。

企業の成長ステージも様々ですし、この評価は今後変化し得ると思いますが、あくまで現時点での「暫定的」なものと捉えてください。

格付結果

Name 製品・サービスを利用 ポピュラーで情報が入手しやすい ビジネスが強固
アマゾン・ドット・コム A A A
マイクロソフト A A A
アップル A A A
ダナハー C B A
ユナイテッドヘルス・グループ C B A
ホームデポ C B A
ビザ A A A
ユニオン・パシフィック C B A
ナイキ B A A
マコーミック C B A
ロッキード・マーチン C B A
コストコ C A A
チャーチ・アンド・ドワイト C C A
スリーエム B A A
シャーウィン・ウイリアムズ C C A
アッヴィ C B B
フィリップ・モリス C A A
アルトリア・グループ C A B
アドビ B A A
エヌビディア C A A
S&Pグローバル B C A
ジョンソン・エンド・ジョンソン B A A
エッツィー C C A
ペプシコ B A A
ウォルマート C A A
ネットフリックス A A B
プロクター・アンド・ギャンブル B A A
ブリストル・マイヤーズスクイブ C C A
ペイパル B A B
インテル B A B
ウォルト・ディズニー B A B
ショピファイ C C B
ボーイング B A B
セールスフォース・ドット・コム C A A
マクドナルド B A B
アボット・ラボラトリーズ C B A
スターバックス B A B
マスターカード A A A
テスラ C A B

<コメント>
・結果を見ると全ての項目で「トリプルA」となったのは、アマゾン、マイクロソフト、アップル、ビザ、マスターカードの5社のみとなりました。
・そして、基本的にビジネス・収益の基盤が強固で、将来の見通しの良い企業に私は投資しているので、3つ目の項目の評価が総じて良好になっています。
・上記はあくまで私の考えであり、皆さんの評価とは違ってもおかしくはありませんが、読者の投資先について同様の評価をしてみると、何か示唆が得られるかもしれません。

I hope you like it.

モバイルバージョンを終了