ネットフリックスへの投資状況について

最近、直近の決算の状況が悪く株価が大きく下落していて、何かと話題のネットフリックス（NFLX）について、私の投資状況を振り返ってみました。

初めての投資

メイン証券の楽天で確認してみると、私がネットフリックス株に投資したのは、2019年9月が一番最初だったようです。2019年早々に退職し、映画などを自宅で観るためにネットフリックスのサービスを利用するようになったことがきっかけです。

その時の購入単価は289.91ドル、株数は9株と少額での投資開始でした。この様に、最初は小さく入ることが多いです。

通算損益

株式市場は、ご存じのとおり、常に右肩上がりではありません。上がり過ぎると、少し休憩したり、少し来た道を戻ることもあります。現在はコロナ禍、FRBの利上げに加え、急速なインフレ進行、そしてロシアによるウクライナ侵略など、市場環境としてはかなり難しい局面であることは間違いありません。

私は、元来「守りに強い資産運用」を意識して、例えば、生活必需品セクターのウエイトを高めにしたり、自己流ですが工夫して運用してきました。

ですので、マーケットの様子に危険信号が灯り始めると、勘でポートフォリオの調整を行ったりします。最近では、今年1月に割と大きなポートフォリオの変更を行い、この時にネットフリックス株（26株）を全部売却しています。

売却単価は542.54ドルです。

この時点では、当面、ネットフリックスに投資するつもりはなかったのですが・・・・

3ヵ月前の決算を受けて、株価が大きく下落したことを受けて、再び私の投資目線に入ってきたのです。

今から振り返れば、完全な失敗です。

その後、前回の決算でさらに株価が下落した際も、損切りした後、再び投資、しかしさらに株価下落という悪循環を辿りました。

そのため、昨日、改めて、全株売却しました。

過去の売却履歴（全て）は以下の通り

注：取引日は楽天証券のデータ、同じ日でも実際には日本時間では日が違う場合がある

1月に完全撤退して終わりにしなかったことが悔やまれますが、通算損益はドルベース・円ベースでも何とかプラスで留まっていますので、よしとしたいと思います。

投資で大切な3つのこと

ここで、改めて、投資において私が重要だと思うことを述べたいと思います。

それは、次の3点です。

1）理解できる先に投資する
2）しっかりとしたビジネスの基盤のある会社に投資する
3）一定の分散投資を行う

今回のネットフリックスに当てはめて考えてみると

1）理解できる先に投資するについては、特に問題がなかったと考えますが、2）しっかりとしたビジネスの基盤のある会社に投資する、については、確かに当社は過去に成長し株価も大きく上昇してきた「実績」はありましたが、アマゾンやディズニーなど競合他社との競争激化などの外部環境の変化を踏まえますと、そのビジネス基盤は十分ではなかったと評価せざるを得ません。

幸い、3）一定の分散投資を行う、については、しっかり出来ているので、今回の損失は軽微なものに済んでいます。

ちなみに、現時点で今年の特定口座損益（実現益）は1,000万円を超えており、含み損があれば、実現して少しでも払った税金を取り戻したい状況にあります。

投資で大切な3つのこと

投資、中でも株式投資に関して、当たり前だけど、意外とできていない基本的なことについて今日は書いてみたいと思います。 何事も基本が大切という話です。 理解できる先に投資する 株式投資と一口に言っても、実際に投資できる先は日本株だけに限っても何...

leveraged1.com

2021.12.12

I hope you like it.