サイトアイコン 【L】米国株投資実践日記

【米国株】ボロ株投資を始めました。

MrsBrown / Pixabay

昨日の株式市場は少し落ち着きが見られた「気」がします。

NYダウは一時的に2万ドルを割り込むところまで売られていましたが、昨日は188ドル高で2万ドルを回復しました。

その前にクローズした日経平均株価は3年4カ月ぶりの安値(1万6522円83銭)ととっても低い水準で終わっていますが、影響力の大きな米国株が下げ止まると「ほっと」します。

さて、3月に入ってからの市場の変化に対応するため、私は例によって機動的にポートフォリオを動かしました。

これは米国株も例外ではなく、ある時は個別株・数銘柄に絞ってみたり、逆にインデックス(VOO)に多く資金を振り向けたり・・・・

はい。どったんばったんしてました。

まぁ、大したアルファは得られなかったかもしれませんが、自分の虎の子の大事な資産なので、やりたいようにしたまでです。

まだまだ、市場の混乱は続くし、実態経済の悪化が深刻になってくるのはこれからなので、現在が「暗いトンネルの中にいる」ことは間違いないのですが、投資家としてはトンネルから抜け出した後のことも念頭に置いてポートフォリオを作っていく必要があるでしょう。

「米国株ポートフォリオ」を抜本的に再構築

2019年1月にセミリタイアして以降、日中時間があること、情報のアクセスのしやすさ、相対的な割安感などから日本株にエネルギーを割いてきました。

このおかげで、昨年は好調だった米国株に負けないリターンを日本株で得ることができました。

日米共に「トランプ大統領誕生前」「アベノミクス開始前」の水準まで、株価が下がった今、再び米国株についても個別株投資をやるには魅力的な状況になってきたことから、今週、以前同様にあくまで「個別株にこだわったポートフォリオ」を構築しました。骨格は既に完成しており、現在は最後の微調整段階です。月末時点の姿は別途後日に投稿できればと考えています。

ボロ株へ投資を始めたわけ

足元の株式市場の大きな下落により、主力企業の株価はかなり安くなりました。アップルやビザやマイクロソフトといったところです。

そして、上記クラスのピカピカでないところは、もっと強烈に株価下落が起こりました。今回ポートフォリオを再構築するのに合わせて、少し米国株への投資額を増やしていますが、この増加部分で少しアグレッシブにリスクテイクしてみることとしました。

<例示>
タペストリー(TPR)
皮革製バックや小物などを製造・販売。旧社名「コーチ」です。高級ブランド故に、消費低迷の影響は受け易く、コロナウイルスの問題発生による観光客減少の影響もかなり今後受けることが予想されます。

しかし、株価がかなり安いのです。

私が投資した株価は13.17ドル。昨日の終値12.71ドルに基づくPERは5.5倍、PBRは1倍程度、予想配当利回りも10%(全てデータは楽天証券から引用)となっています。

ボロ株と言っても、有名ブランドで財務内容も特段問題なく、信用力を表す外部格付もBBB-と日本のソフトバンク・グループなんかよりも上です。

ちなみに、タペストリーについては昨年も短期的に投資をして利益を上げています。この頃の取引した株価は21〜34ドルだったので、現在の株価がいかに安いかがよくわかりますね。
(参考)タペストリー(旧コーチ)に買いを敢行

マリオット・インターナショナル(MAR)
こちらは、今回のコロナ問題で大打撃を受けたクルーズ船の会社を検索している中で、見つけました。世界最大のホテルチェーンです。マリオット、リッツ・カールトン、ウエスティン、シェラトン等の約30のブランドを展開しています。

観光産業ですから、現在一番厳しい境遇にあることは疑う余地ありませんが、この先破綻さえなければ大きなリターンが得られると思い少額投資してみました。

私が投資した株価は59.17ドル。昨日の終値66.80ドルに基づくPERは14.6倍、PBRは30倍程度(過小資本のため)、予想配当利回り3%となっています。この会社の場合、PERとかは全くあてになりませんが、52周高値153.38ドル(2019/12/27)を見ると、思わず手が出ました(笑)

この様に、ポートフォリオのウエイト1%未満の少額でたくさんの会社に投資し、大きなリターンを狙っていく戦略です。

追記)
別にボロ株と決めつけるつもりはありませんが、株価が大きく下落して配当利回りが高くなっている米国企業のランキングを先日著書をご紹介した方が記事にしていました。この中からいくつかピックアップしてみるのもいいかもしれませんね。
(参考)【米国株】25年以上連続配当増配銘柄の配当利回りランキング|2020年3月版(複利のチカラで億り人)

I hope you like it.

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