つばめ投資顧問の「顧問」に就任

「新しいNISAかんたん最強のお金づくり」を読了

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ファイナンシャルプランナー(FP)の横田健一さんが、今年6月に出版されたNISA本

献本いただきましたので、簡単ですがご紹介します。

著者プロフィール

・1976年、静岡県生まれ
・東京大学理学部物理学科卒業、同大学院修士課程修了。マンチェスター・ビジネススクール経営学修士(MBA)。大手証券会社でデリバティブ商品の開発やトレーディング、経営企画、フィンテックの企画・調査などを経験後、2018年に独立。
・私が抱く一般的なFPのイメージは、ライフプランニングや制度には詳しいものの、投資自体には必ずしもそれほど詳しくない人が多い、というものですが、著者はCFPや1級ファイナンシャル・プランニング技能士はもちろんのこと、上記の通り証券会社での実務経験に加え、証券アナリストの資格も持っている方です。
・私との接点は、たまたま、横田さんが講師を務めるセミナーに参加して懇親会で名刺交換したところ、以前からの私のフォロワーだったという関係です。

本書の一番の特徴とコア・メッセージ

まず、本書の特色を帯びの文言をそのまま引用しますと、以下の通りとなります。

1)専門家である著者が、資産形成に最適と考える投資信託6本、長く付き合ってよいと考える金融機関2つを厳選紹介!
2)世代・家族構成別の「新しいNISA活用シミュレーション」で具体的に説明。自分ゴトとして資産づくりに取り組める!
3)なぜ世界の幅広い株式への投資がおすすめなのか・・・投資の王道・原理原則に沿った投資方針なので、ずっと続けられる!
4)家計管理ライフプランシミュレーションなど、お金の基本についても解説。安心して資産形成への一歩が踏みだせる!

以上を私なりに解釈しますと

こうした投資本の解説については、詳しく説明をしようと思えばいくらでも詳しく専門的なことや、幅広い見解・選択肢を提示することも可能です。しかし、著者は敢えて投資ビギナーを念頭に、周辺の余計な部分は捨象、少し大胆に最もおすすめの方法に的を絞って説明することで、読者に迷いを与えない配慮をしています。

ある程度、投資経験が豊富な方であれば、上記赤字の投資信託や金融機関の名前は浮かびますね

私も同じ考えなのですが、2024年から開始される「新しいNISA」をフル活用すれば、最小、投資信託1本への投資を行うことで、将来のお金の備えは万全になると思います。(もちろん、私の様に早期退職する場合には、より投資リターンを上げる、収入を増やすなど、プラスアルファが必要になりますが)

その他

・本書には現行のNISAとの今後の付き合い方における注意点も明示。また、悩ましいiDeCoとNISAの使い分けをする上での判断基準についても簡潔にポイントを説明しているので、参考になると思います。
・また、参考資料については直接リンクするQRコードが随所にあり、これは重宝するでしょう。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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