つばめ投資顧問の「顧問」に就任

『外資系運用会社が明かす 投資信託の舞台裏』

この記事は約2分で読めます。

単なる本のご紹介です。

ありそうで、あまりない本なので、ブログで取り上げることとしました。

本書概要

・外資系運用会社であるドイチェ・アセット・マネジメント株式会社の社内シンクタンク「資産運用研究所」が、自社グループの運用商品の拡販よりも前に大事な「投資信託」というものに対する社会一般の理解度向上を目的として出版したもの。

・運用会社自身が自ら進んで「裸」になる、その裸の運用会社を多くの人に知ってもらうことで、金融リテラシーの向上に向けた一助としたいという思いで執筆。

・中心となるのは第三章「投資信託の工場見学 投資信託はいかにつくられるのか」:投資信託の製造の工程の一部始終を「投資信託の工場見学」として、運用会社の組織や部門の紹介から始まり、ファンドの新規設定、ファンドの運用中、ファンドの償還という各プロセスにおいて、それぞれの部門の仕事がどのように関わっているのか、商品の製造、品質管理の過程を包み隠さず説明

・目立つ「運用部門」だけでなく、営業・マーケティング部門、オペレーション部門など運用会社の全貌を把握することが出来る

本書の想定読者

・一般の個人投資家で「投資信託」という仕組みに関するより深い知識を得たい人
・これからアセット・マネジメント業界に就職を考えている人
・アセット・マネジメント会社への株式投資を検討している人

その他

・「工場見学」前の事前学習は第一章「資産運用と投資信託」、第二章「そもそも投資信託とは何か」で行うので心配不要
・内容から判断して、当該業界に就職したばかりの社員が実は一番読んでいるのではないかと思いました。なお、ファンドマネジメントについて、プロ向けに書かれた本としては、山崎元氏の同名タイトルの本が古いですが、白眉でしょう。(私が一番最初に読んだヤマゲンさんの本)
(参考)【保存版】オススメ投資本10冊(中級・上級者編)

I hope you like it.

スポンサーリンク
投資本
ランキングに参加しています。応援(クリック)が励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
シェアしていただけると、とても嬉しいです!
この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

エルをフォローすると更新情報が届きます。