つばめ投資顧問の「顧問」に就任

もみあげ流米国株投資講座(もみあげ:著)を読了しました。

この記事は約3分で読めます。

今日は少し前に読み終えていた米国株投資の本をご紹介したいと思います。

著者の紹介

著者は米国株ブロガーの「もみあげ」氏

本書で初めて詳しく知ったプロフィールによれば、1977年福岡生まれ・関西育ちだそうです。

米国株投資そのものは2018年9月からと最近ですが、2019年から本格的に始めたTwitterが人気を集めて、本投稿現在7万人を超えるフォロワーを有する存在となっています。私もフォローさせてもらっており、彼が私の投稿をリツイートすると私のフォロワーが一気に増えたこともあります。

本業は日系サプライチェーン企業で駐米中ですが、8年間の米国での経験をベースにリアルなアメリカを知る立場から、米国株投資を指南する内容の本となっています。

主な内容

コアのメッセージ

・最近、米国株投資はブームだという向きもありますが、決してそんな短期的な目線ではなく、長期目線で投資するべき
・米国株投資は決して難しくない。
・最も注目しているのは、米国企業の「成長性=株価の成長性」

という点です。これは、私が来年2月に出版を予定している本で述べていることと相通じる内容です。
(参考)【ご連絡】初めての本が2月に出ます!

なぜ米国株なのか

米国株投資本の「お約束」の「なぜ米国株なの?」という点については第1章で言及されています。類書でも多く語られている点であり、ここに割いているページ数は僅かでした。(私の本ではページをかなり割いています)

米国株投資の始め方

第2章でネット証券の口座の開設方法など最低限度の情報提供をした後、第3章では「何を選ぶか」よりも「投資で何を成し遂げたいか」を先に考えることが大切で、投資における目標・テーマ設定の重要性について説いています。

これは、ある意味当然で、個人投資家の属性(収入・資産額・リスク許容度など)はまちまち。その中で、自分にあった「長期間投資を続けられる、負担が少ない方法」を選ぶことを薦めています。

本書の特徴は個別株に関する記載が豊富であること

そして、本書が類書に比べて特徴的な点は、いわゆる「GAFAM」など主要企業に関する説明が充実している点にあります。個別企業に関する説明は、当然のことながら陳腐化する可能性がありますが、半導体・AI関連など成長企業から始まって、ヘルスケア、公益、エネルギー、金融、通信など各セクターの主要企業について簡潔に説明がなされています。

私が投資している企業も多く含まれていますが、私のあまり知らない企業の情報も掲載されており、勉強になりました。

先ほども申し上げましたが、どうしても個別企業の状況に関する記述は何年も経てば古くなってしまうことは避けられません。

なので、もし本書にご興味を持たれたのであれば、読むなら「今でしょ!」です。

なお、もみあげさんの毎日のTwitterでの情報発信やブログ更新の熱心さには感心させられます。

ファンが多いのも分かりますね。

P.S.
本書を読んだら、私の本も必ず読んでくださいね(笑)

I hope you like it.

米国株投資家に推薦する5冊
エルです。 私は1991年から株式投資を始めました。米国株に初めて投資したのは2005年のアマゾン・ドット・コムです。 そして、その後、中断していた米国株投資を再び本格化したのが2016年前後です。 株式投資歴そのものは長くても、やはり日本...
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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