つばめ投資顧問の「顧問」に就任

普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門

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FIRE(ファイア)

これはFinancial Independence,Retire Earlyの略で、経済的独立の獲得による早期リタイアを目指すムーブメントのことです。

何を隠そう、私はその達成者の一人ですが、改めて、関連本を頭の整理のために読んでみました。

著者プロフィール

著者の山崎俊輔氏は1972年生まれのフィナンシャルプランナーで、最近は消費生活アドバイザーとしても幅広く活躍。元々は確定拠出年金を中心とした企業年金制度と投資教育の分野が専門の方ですが、日経などに毎月たくさんのコラムを書いているので、記事を読んだことがある人も多いのではないでしょうか

本書概要

このFIREブームを受けて、日本でも海外の翻訳本やFIREと銘打った本が最近出ていますが、その多くが海外の制度や事情を前提としたものが多いため

きちんと日本の制度にもとづいて、そして「標準的な老後」についても言及していること

を特徴としています。

それと、過度に投資に時間をかけたり高いリターンを前提とした想定ではなく、誰もが実行可能な投資方法で目指すことを紹介しています。

私が納得した箇所など

実は著者とは以前からの知り合いで、「(エルさんが)読んでも、参考になるところありませんよ」と謙遜して読む前に言われました。

確かに、ここで書かれていることの多くは私が「知っている」ことであり、私が「実行してきた」ことでした。

しかし、本書を読んで、まさに首肯できるのは「FIREを学び取り組むことが、自分の老後の経済的安心づくりにもつながり、同時に自分の将来の働き方や生き方の見直しにもなる」という点です。

そして、FIREにチャレンジしていくためには、幅広いお金に関する知識を組み合わせていくことが必要で、

FIREはマネーリテラシーの総合問題」という名言がありました。

約400ページと読み応えのある本書で、皆さんも総合力を養ってみてはいかがでしょうか

I hope you like it.

エルさん「いつ頃からFIREを考えていたのですか?」
本を出版する前からメディアの取材を受けたり、ラジオにも出演していましたが、2月に本を初めて出してからというもの取材の依頼が本当に増えました。英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円posted with ヨメレバエル ダ...
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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