つばめ投資顧問の「顧問」に就任

「ファイナンシャル・ウェルビーイング」(著:山崎俊輔)読了

この記事は約2分で読めます。

日経などでのコラム記事でも、よく目にする人気FPの山崎さんから献本いただきました。

早速、読んだのでブログ読者に内容をシェアしますね

著者プロフィール

・著者は大学卒業後、企業年金研究所、FP総研を経て独立。現在、フィナンシャル・ウィズダム代表
・元々は確定拠出年金を中心とした企業年金制度と投資教育が専門ですが、消費生活アドバイザーとして、投資だけでなく、一般個人が豊かな生活を送る上での消費のコツ(TIPS)についても常に研究している方です。
・「お金と幸せについてまじめに考えるFP」を標榜

本書概要

・世界第3位の経済大国にもかかわらず、日本の世界幸福度ランキング(2023)は世界で47位と低位にある
・これはお金の不安があったり、気持ちよくお金を使えないことなどに原因
・近年、ウェルビーイングという考え方が注目されている:よい(ウェル)状態(ビーイング)
・WHOは肉体的、精神的、そして社会的にもウェルビーイングな状態であることを健康と定義
・本書は新しい豊かさ、幸福を示すウェルビーイングの向上に大きな意味を持つ「お金の問題解決」などを提示
・お金が全てではないが、幸せは「ある程度は」買えるしお金の問題が人生で何度か重要な分岐点を決定する
・本書では「お金を気持ちよく使って」幸せを手に入れる方法を考えると同時に、「お金を使わなくても」幸せを手に入れる方法を考える。そのヒントは経験にお金を使うこと

感想

本書ではある老夫婦が箱根の高級旅館を予約、ロマンスカーで旅をする話が登場します。しかし、夫婦の間のお金に関する考え方がしっかり共有されていないことから、旅先では楽しめず、帰ってきたら行く前より夫婦の仲が悪化する最悪の結果に。皆さんも似たような経験をした人があるかもしれませんね

本書では、この悪いパターンと対比させる形で、理想的なお金の使い方を例示するなど、さすが、普段から様々な消費について考えを巡らせている著者ならではのヒントが随所に書かれていました。

本書を読めば、必ずしもここで書かれていない事でも、日々の生活の中で応用して考えることが可能になる。そんな感想を持ちました。

〜人生の「満足度」を上げるヒント集〜

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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