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2018年3月のおススメ本

StockSnap / Pixabay

エルです。

弊ブログは投資ブログではありますが、過去に本の紹介を盛んに行っていた(ほぼ削除してしまいましたが)経緯があり、私が読んだ本の紹介を楽しみにしてくれている「隠れファン」がいます。(今はもういなくなったかも、しれませんが・・・)

今日は、思い出した様に、今年読んだ本の中から良かった本をご紹介したいと思います。

前回(月次)のご紹介は「2018年2月のおススメ本5冊」が最後でしたが、それ以降の範囲の中からだとしんどいので、まずは2018年3月に読んだ本の中からチョイスしました。

『橋をかける』(美智子)

・この本を読もうと思ったのは、無類の読者家として知られる元ライフネット生命の出口治明氏が「おそらく世界最高の読書論」と評していたのを、同氏の本『教養は児童書で学べ』で読んだのがきっかけです。

・著者は皇后美智子さま。少し長いですが一部引用します。

今振り返って、私にとり、子供時代の読書とは何だったのでしょう。
何よりも、それは私に楽しみを与えてくれました。そして、その後に来る、青年期の読書の基礎を作ってくれました。
それはある時は私に根っこを与え、ある時には翼をくれました。この根っこと翼は、私が外に、内に、橋をかけ、自分の世界を少しずつ広げて育っていくときに、大きな助けとなってくれました。
読書は私に、悲しみや喜びにつき、思い巡らす機会を与えてくれました。本の中には、さまざまな悲しみが描かれており、私が、自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、どれだけ多く傷ついているかを気づかされたのは、本を読むことによってでした。
自分とは比較にならぬ多くの苦しみ、悲しみを経ている子供達の存在を思いますと、私は、自分の恵まれ、保護されていた子供時代に、なお悲しみはあったと言うことを控えるべきかもしれません。しかしどのような生にも悲しみはあり、一人一人の子供の涙には、それなりの重みがあります。私が、自分の小さな悲しみの中で、本の中に喜びを見出せたことは恩恵でした。

本書の中で大変興味深いのが、美智子さまの「ミッション・インポッシブル」です。

「ミッション・インポッシブル?」

薄い本なので、ぜひ手に取って何なのか見つけてみてください。気になるでしょ(笑)

感動すること請け合いです。

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