『終わった人』(内館牧子)が2016年4月のNo. 1

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4月は久しぶりにたくさん(17冊)本を読むことが出来ました。

それでも、今年の累計読書数は45冊(他にも再読はあります)と、年200冊ペースで読んでいた数年前に比べると少なめです。

本は数を読めば良いというわけではないですが、ある程度数をこなさないと良書になかなか出会えないのも事実。「量」と「質」の加減が難しいです。

当月は以下の本が読んで「満足度」が高かったです。

トヨタ自動車の本当の強み


トヨタと言えば「トヨタ生産方式」という言葉が有名。社会人になってすぐに大野耐一氏の同名書籍を読んで学んだ記憶があります。本書は、トヨタの現在の強みや収益の源泉は(もちろん生産面も素晴らしいのですが)「設計開発部門」にあるということを新書で書いた本になります。

トヨタに限らず、今世界で成功しているメーカーは似た様な状況でしょうが、文系の私には目から鱗が落ちました。

久しぶりに内館牧子の小説

内館牧子と言えば、三菱重工業の元OLだった彼女の自伝的エッセイ『切ないOLに捧ぐ』を90年代半ばに興味深く読んだ記憶があります。本書はひよっとするとそれ以来の彼女の本かもしれません。

本書はエリート銀行員だった主人公の退職後の新たな人生(仕事、女、家族との関係)について、ハラハラドキドキ(少々無理なストーリー展開ですが)しながら、楽しく読める小説。著者はいろんな人に取材してリアリティを高める工夫をしていて、男性心理の描き方(特に女関係)は絶妙でした。

小説家の懐具合を知る


最後はおまけです。Twitterで見かけ、たまたまKindle版がセール期間中だった時、手に入れて読みました。「小説家」という自分とは縁のない人の懐具合が、どの様なものかという、ただの「興味」を十分満たしてくれました。著者はかなり儲けている方でした。

I hope you like it.