今月読んで良かった本は「結婚」に関するこの1冊(17年5月)

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今年は本が以前に比べてあまり読めていません。私の基準では、月に一桁だと「一桁しか読めていないのかよ」と嘆きたくなります。

1月:15冊
2月:9冊
3月:8冊
4月:10冊

4月までは上記のとおり低空飛行でした。ところが、5月は20冊も読めました。

これには、理由があります。

普段は滅多なことがないと読まない漫画を読み、これを読了数にカウントしたためです。

その漫画とは「インベスターZ

そう、アマゾンでKindle版がセールだった時に「大人買い」したものです。

このシリーズの9巻までが読了数に含まれているため、嵩上げとなっています(ちなみに、6月に入り17巻まで全て読了)。

この「インベスターZ」シリーズは、1冊毎に細かい評価の違いは付けていませんが、全体を通して「読んで損はない」「時間つぶしには好適」な漫画でした。漫画ですけど馬鹿にできない、投資の「為になる」本でした。

さて、今回ご紹介するのは、漫画ではなく新書です。

『損する結婚 儲かる離婚』(藤沢数希:新潮新書)

この本は結婚というものを感情的な面は排し「お金」の視点に絞って、結婚というものの「不都合な事実」について多数の事例を挙げて解説したものです。

著者の藤沢数希というのは、SNS(特にTwitter)界隈では有名なあの方です。

藤沢氏曰く結婚=債券であり、

結婚債券の価値=離婚成立までに婚姻費用の総額+離婚時の財産分与額+慰謝料

という簡単な算式になると言います。

ここで「婚姻費用」というあまり見聞きしない用語が出てきたので説明を加えますと

「配偶者には自分と同程度の生活をさせなければいけない」

という根拠に基づき、離婚していない限り、基礎収入(額面の収入-必要経費・税金)が多いほうが少ない方にお金を払い続ける義務のことだそうです。

これは、何も男が女に払うものではなく、女の方が基礎収入が多かった場合には女が男に払うことになります。離婚の手続を開始しても正式に離婚が成立するまで何年でもこの「婚姻費用」(世間一般でよく話題にのぼる「慰謝料」とは別)を払わないといけません。

日本は慰謝料自体は非常に安く(せいぜい、100万円や200万円の世界)、離婚で大きなお金が動くのは、財産分与と婚姻費用であり、これらの支払いは、どちらが浮気などで離婚の原因を作ったかとは「全く関係がない」といいますから、恐ろしいです。

また、財産分与に際しては「共有財産」を分割することになりますが、対象となるのはあくまで結婚してから形成された共有財産だけとなることを再認識しました。

死亡時の遺産相続とは異なり離婚する場合には、相手が結婚前にすでに「お金持ち」だった場合にはそのお金は財産分与の対象ではないことを皆さん銘記しておきましょう。

以上、未婚・既婚、男女の区別なく「必読」の内容です。

そして、何より著者の説明が明快、かつ「読ませる」ものとなっているという意味でもオススメの一冊。

I hope you like it.

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