セミリタイア4年目の年末の米国株ポートフォリオは、18銘柄で着地しました。
Name | Ticker | 持株数 | Weight(%) |
ロッキード・マーチン | LMT | 130 | 7.89 |
ビザ | V | 300 | 7.77 |
マイクロソフト | MSFT | 250 | 7.48 |
ナイキ | NKE | 500 | 7.30 |
ユナイテッドヘルス・グループ | UNH | 110 | 7.27 |
コストコ | COST | 120 | 6.83 |
ユニオン・パシフィック | UNP | 260 | 6.72 |
ホームデポ | HD | 170 | 6.70 |
マコーミック | MKC | 650 | 6.66 |
ダナハー | DHR | 200 | 6.62 |
チャーチ・アンド・ドワイト | CHD | 650 | 6.54 |
ペプシコ | PEP | 280 | 6.31 |
アップル | AAPL | 350 | 5.67 |
アマゾン・ドット・コム | AMZN | 500 | 5.24 |
テキサス・インスツルメンツ | TXN | 115 | 2.37 |
バンガード・S&P500ETF | VOO | 46 | 2.02 |
テスラ | TSLA | 37 | 0.57 |
SPDR ダウ工業株平均 ETF | DIA | 1 | 0.04 |
2022年の主な投資状況
・2022年は2月にロシアがウクライナに侵攻し、波乱の幕開けの1年となりました。新型コロナウイルスにより世界的に供給制約がある中で、穀物の供給基地であったウクライナが戦争になり、また、エネルギーを日本含む世界に供給していたロシアに制裁が課せられたこと等によりインフレが進む1年となりました。こうした中で、米FRBをはじめとする世界の中央銀行は金利を引き上げ。株式市場は1年を通じて、物価指標の発表、FOMCでの発言内容等に一喜一憂することが日常となりました。
・私はロシアによるウクライナ侵攻については事前の情報で「おそらく侵攻はある」と踏んで、年末年始にポートフォリオを保守的な方向に組み替えました。また、個別株では基本的にエネルギー関連には投資しない方針の中で、石油株などへの投資ウエイトが高いETF(HDV)などに一時投資することで、ある程度エネルギー株ばかり上昇するマーケットに追随を試みました。終わってみればS&P500指数は-19.4%、ダウ平均は-8.8%、ナスダック-33.1%の下落となり、大変厳しい1年であったと言えるでしょう。
・この間、常時フルインベストメントでしたが、1年を通して「コロナショック」時に増やしすぎた銘柄の数を少しづつ調整しながら現在の銘柄数(18銘柄)で着地しました。(売却した資金は上位銘柄に主に振り向け)
・米国株の運用成績(参考)はエントリー「2022年の運用成績」に記載した通り、ドルベースでマイナス19%となりました。
ポートフォリオの基本的な考え方
・私の現在の米国株の投資先選定の基本的な考え方は、日本人でも多くの人が知っているような米国企業への長期投資です。コアの銘柄はアマゾンなど製品・サービスを自分でも使い理解度が高く、また長年にわたり増配を続けるなど確固たる収益基盤のある先をメインとしています。
・なお、投資するセクターについても工夫を凝らして「負けない」運用に配意しています。
(参考)【米国株】セクター配分(最新)
詳細は2021年2月に発売した拙著をご覧ください。
(参考)【ご連絡】初めての本が2月に出ます!
今後のスタンス
・2019年1月に仕事を辞めて専業投資家となってからセミリタイア生活も間も無く5年目となります。この間、米中摩擦の激化やコロナ、ロシアのウクライナ侵攻など決して穏やかな情勢ではありませんでしたが、当初想定していた以上の運用が継続できています。
・2023年も上記基本的な考えに沿った運用を継続し、クオリティ・オブ・ライフを意識しながら、最適化を図っていく所存です。なお、米国株については、毎月入金があるドルの配当金を100%再投資します。
I hope you like it.