私の資産運用において、一番重視しているのは「負けない」ポートフォリオを作ることです。
まず、過去の英国のEU離脱やリーマンショックの様な大きなイベント発生時にも、市場全体に比べ下落幅を相対的に抑制すること。
それでいて、長期的に保有していれば、インデックスに遜色のないパフォーマンスを確保することが見込まれること。
この2点を両立可能なポートフォリオを自分の頭で考えて構築しています。
つまり、下落時に「勝つ」ことが肝になります。
今回は、その一端をご披露しましょう。
<米国株ポートフォリオのS&P500との比較>
S&P500 | 私 | |
ハイテク | 21% | 41.8% |
金融 | 17% | |
ヘルスケア | 16% | 1.6% |
一般消費財 | 13% | 25.7% |
資本財 | 10% | 10.3% |
生活必需品 | 10% | 20.6% |
エネルギー | 7% | |
公益(通信) | 3% | |
素材 | 3% | |
合計 | 100% | 100% |
<説明>
・S&P500の業種ウエイトはブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の記事(該当リンク)をそのまま引用させていただきました。
・米国株の最も一般的な指数であるS&P500はハイテクや金融、ヘルスケアのウエイトが大きな指数となっています。つまり、これが米国の強い分野ということです。
・一方、私のポートフォリオ(厳密にはアセット・アロケーションというべきか)はハイテクに市場ウエイトよりも大きな約4割を割当しています。一見、非常にハイリスクな様に見えますが、マイクロソフトやアップル、それにクレジットカード会社といずれも非常に深い「堀」を持つ銘柄で構成されているので、投資している実感としては全く不安がありません。
・一般消費財にはAmazonが含まれているので当該銘柄の変動は大きいですが、その他のホームデポあたりは守りに強いです。生活必需品に約2割投資。中心銘柄は香辛料メーカーのマコーミックです。
・生活必需品については、セクターETFであるKXIやVDCの過去のトラックレコードのパフォーマンスの素晴らしさを見れば、個別株は一切保有せず当該海外ETFのみ保有することでも良さそうですが、個別株を保有することの満足感を味わいたいために、個別株にこだわっています。
・なお、上記の比率はあくまで現時点のものであり、特定の固定的な比率はまだありませんが、完成形に近づきつつあると考えています。
P.S.
最新の米国株の投資状況については、「米国株ポートフォリオ」をご参照ください。
I hope you like it.