エルです。
2018年の株式マーケット
2018年もあと一月ちょっと
まずは、簡単に今年のマーケットの動きをおさらいしてみたいと思います。(人間の記憶は当てにならないのを実感)
まず、株式市場のオープニングの大発会で日経平均株価が741円39銭高と1996年以来、22年ぶりの大幅上昇を記録した日本を追いかけるように、NYダウ工業株30種平均も2018年に入って12日までの9営業日で7回、史上最高値更新を記録するという好調なスタートを切りました。覚えていますか?
しかし、2月に入ると株式市場の景色は一変します。
2月に発表された米国の雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前月比20万人増と市場予想以上に増えました。また、物価動向を占う材料とされている平均時給の上昇率は2009年6月以来の大きさとなりました。
これを受けて、米国の利上げペースが速まる可能性が意識され、長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時2.85%と、ほぼ4年ぶりの水準まで上昇。これにより、相対的に株式の割高感を意識する投資家が増えました。
米国株式市場では雇用統計発表以降、連日の大幅続落となります。2月5日にはNYダウ平均株価は一時1,600ドル近く下げ、日中の下げとしては過去最大を記録。最高値からの下落が加速する形となり、2011年8月以来の大幅な下落率となりました。
それでも、IT株式は堅調で、銘柄によりますが、大体9月ぐらいまでは米国株式市場を牽引しました。
しかし、これに決定的なボディブローを与えたのは、米中の貿易戦争です。中間選挙を意識したポーズかと思いきや、どうも米国は「本気」のご様子で、世界経済の変調を市場は折り込み始めました。
さらに、足元では原油安が示現。過去にも、原油市況が急速に下がった局面では、株式市場が大荒れしたことがあり、嫌な雰囲気が漂う11月末といったところです。S&P500はついに年初来(YTD)でマイナス(本投稿時点で▲1.5%)に転じています。
エルの投資成績
非常に好調だった2017年に続き、2018年も途中まで上昇が続き、しかも、S&P500をほぼ常時上回る運用成績を保っていましたが、10月にそれまで獲得した利益を大きく失いました(マイ・ポートフォリオは10月に▲8.25%)。
さらに、足元では再びタバコ株に大きく資金を振り向けましたが、含み損が拡大しています。この調子だと、11月もマイナスで着地しそうな感じです。せめて、12月末時点ではプラスマイナスゼロ以上は維持したい。そんな体たらくです。
お恥ずかしいポートフォリオの開示は年内は見送り
というわけで、足元の運用成績悪化に対して、必死に(笑)対処中でありまして、まだ、マーケットの状況次第では大きく変化があり得るので、少なくとも2018年中はブログへの開示は行わない方針とします。
追記)開示しました。
I hope you like it.