主要投資先の一つである「タカラレーベン・インフラ投資法人」の2019年5月期の分配金の権利を確保したので、当該インフラ法人をネタに記事を書きます。
タカラレーベン・インフラ投資法人の概要
・太陽光など再生可能エネルギー発電設備等を投資対象とするファンド(以下「インフラファンド」という)であり、現在全部で6つのインフラファンドが上場しています。
・タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)は、一番最初に上場(2016/6/2)
・収益の源泉が太陽光であることにより、景気の変動は受けず、株式等とは値動きが異なる特徴があります。
・また、自然エネルギーの活用をしているため、社会貢献投資の意味合いもあります。
・国内第1号の上場インフラファンドである当該ファンドの特徴としては、
1)着実な物件取得による持続可能な成長戦略
2)電力需要の高い首都圏などのエリアを中心に展開されたポートフォリオ
3)利益分配を重視した還元方針
4)上場インフラファンド唯一の発行体格付「A-(安定的)」(JCR)の取得
が挙げられます。
(参考)
最近の当該ファンドへの投資状況
・投資したのは今年からで、2019/1/4にまず5株購入。以後、追加投資だけでなく一部売却も実施。
・2019年5月末の配当金は60株の権利を確保。今回の配当(半期分)は1株あたり3631円(予想)のため、8月に217,860円(税引き前)が受領できる見込み。(過去実績は予想よりも多くなることが多いので、上乗せを期待)
・なお、今年中のキャピタル・ゲインの実現は534,696円(同)となっている。
インフラファンドで「売買」を行うことの是非について
・インフラファンドの性格として、景気変動の影響を受けないことから、株式とは全く値動きが異なります。最近ですと、米中の貿易戦争のニュースにも「そんなの関係ねぇ」の無風状態であり「安心」して資金を置いておける先となっています。
(参考)
・一般的には、インフラファンドへの投資は、相対的に高い利回り(5〜6%程度)を安定的に享受する(=投資したら売却しない)というのが「王道」というか本来の投資方法かもしれません。ですが、この「株式とは異なる値動き」「価格の値動きが少ない」ことのメリットは、何も常にバイ&ホールドのためだけにあるのではない、と思っています。
・具体的には、5月末の配当金の権利落ち後においても、日本株が続落した局面で、むしろ価格が上昇していたインフラファンドを株式への投資資金を捻出するために一部売却しました。もし、投資している先が株式ばかりですと、市場全体がそれなりに下落した相場状況では、投資先の個別株が全部下落していたりして、なかなか、この様な取引は出来ませんね。
・なお、値上がりした保有株式を売却し利益確定した資金やその他配当金でもって、インフラファンドの残高回復を行う予定です。インフラファンドは株式に比べると、投資タイミングを見計らう必要性が少ないため、こうした活用の仕方を私は行っています。別にいいですよね?この様にインフラファンドを「売買」したって。
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