新型コロナウイルスの猛威が、ますます世界中を苦境に落とし入れています。
・日本の百貨店のかつて見たことも無いような売上減少
・ガラガラの外食チェーン
・コロナウイルス蔓延の恐れの高いカラオケ・ジムの休業
・JR・私鉄各社の乗降客数の大幅な減少
・サプライチェーンの乱れなどによる自動車メーカーの操業停止
などなど、列挙すればキリがありません。
この様なニュースを目にして分かっている「つもり」だったのですが、資産運用における「投資行動」としては、例えば大きく売られた外食会社の株式や自動車メーカーの株式を「年初来安値」で複数購入したりしていました。
しかし、買った翌日にはあっさりと「年初来安値」を更新。この繰り返しです。
こんな感じで、エントリー「【日本株・J-REIT】マイ・ポートフォリオ(2020年3月末)」にある通り、分散ポートフォリオで小さくたくさんの銘柄に投資していても、どれも「あかん」状況となってしまいました。
これは、悪いパターンです。
ここは、発想を転換し「少数に集中」することとしました。
今日、前場・後場を通して、以下の4銘柄に資金を集めました。
・リクルートホールディングス(6098):4,000株(平均単価2,393円)
・ワークマン(7564):300株(同5801円)
・三菱UFJフィナンシャルグループ(8306):25,000株(同386円)
・ファーストリテイリング(9983):100株(同40,330円)
たった4銘柄ですけど、合計すると相応の金額です。
購入代金は、以下を除く「全て」の株式・REITを売却して投入しました。
・テンポイノベーション:200株:44%含み損
・外部知見を活用して運用しているポートフォリオ:23銘柄(時価約1300万円)
テンポはメインの楽天証券ではなく、SBIネオモバイル証券で投資している関係で、たまたま手をつけていないだけです。(元手がGoogleAdSenseから得た広告料なのでゼロコストでもあります)
有償で情報を取りながら運用しているポートフォリオの目減りも相当ですが、グッと堪えています。(これから、キャッシュ・ポジションで追加投資していくフェーズ)
なお、日本の運用資産については上記リクルート等限定された4銘柄に当面は意識を集中してポートフォリオを管理していきます。
簡単に4銘柄についてコメントしておきます。
<リクルート>
・なんでも、機関投資家の世界では「日本のGAFA」的な評価を受けているらしいです。つまり、外国人投資などからも「高い評価」を集めてきた企業です。業績も、こんな経済環境ですから下ぶれ可能性はありますが、最新の四季報の見出しは「最高益」であるなど、大きな懸念はありません。
・しかし、日本株を減らす動きの中で、これまで選好されてきた分、余計に株式が売られていると思われます。つまり、需給要因が軟調な株価の理由だと考えました。
<ワークマン>
・昨年から投資を始めた会社で、一旦利食いを入れていましたが、直近の3月の既存店売上高が前年同月比17.7%増となり2桁増が依然として続いており、何度目か分かりませんが、再び組み入れました。
<三菱UFJフィナンシャルグループ>
・日本のメガバンクのトップ。ずっと株価不振です。日本で一番大きな金融機関ですから、よくも悪くも日本経済の影響を大きく受けてしまうという意味ではリスクは高いのですが、株価が「絶対的」に安いと評価しました。
・本日4/3終値ベースで、PBR0.29倍、予想PER5.5倍、予想配当利回り6.46%です。益利回りは実に18.12%もあります。
<ファーストリテイリング>
・昨年から久しぶりに投資を開始し、昨年は100株のトレーディングで100万円以上の利益をあげました。当社のフリースブーム前から何度も売買し、会社内容・株価の動きなどよく知っているので、4万円に接近した水準であれば「悪くない投資」であると考えました。
・目先では、4/9に公表される予定の月次売上高と第2四半期決算がドキドキものですが、覚悟しています。
「非常事態」対応が続きます。
I hope you like it.