つばめ投資顧問の「顧問」に就任

配当金を資産運用のKPIにしない。

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2019年のマーケットは、残り2営業日のみとなりました。

皆さん、今年の運用はいかがでしたか?

何に投資していても良い運用成績を出すのが難しかった2018年とは打って変わり、今年は幅広いアセットクラスが上昇した1年となり、米国株、日本株を主たる投資対象としている私も、最終的には満足できる結果を残せました。

年初からの変化

早期退職する前は、約9割を米国株に投資していましたが、今年リタイアした後は、退職金を主に日本株に投入したことなどにより現在そのウエイトは日米拮抗しています。

インデックスとしては、約30%上昇した米国株に対し日本株は約20%(日経平均)と米国株の方が上昇しているのですが、私自身の運用成績は日米が逆転した形です。

資産運用におけるKPI

KPI(注)という用語が、ビジネスの世界に入ってきたのはいつ頃でしょうか。いつの頃からか前職でも、KPIという言葉が当たり前のように使われるようになりました。
注:Key Performance Indicatorの略

KPIとは目標を達成するための重要な業績評価の指標を意味し、達成状況を定点観測することで、目標達成に向けたパフォーマンスの動向を把握できるようになります。

本来は組織のための指標ですが、定点観測をしていくことは、個人の資産運用においても意味があると考え、分かりやすい指標として「配当金400万円」(課税前)を当初個人的なKPIとしました。(含む分配金)

この考え方は、3月に「投信ブロガー」として日本経済新聞のコラムに掲載された時にも書かれています。
参考:投資歴28年、エルさんの配当金生活(投信ブロガー)
なお、12月に退職とありますが、正確には今年1月です。

その後、約1年運用してきて、当たり前の真実「投資はトータル・リターンが重要」を再認識し、過度に配当重視で運用することは、キャピタル・ゲインを犠牲にしたり、時には思わぬ損失につながりかねないと考えるようになりました。

たぶん、今後も引き続き配当金等の数字はフォローしていきますが、「目標」ではなく、単なる実績値の把握にとどまる見込みです。

最重要な数字

では、今後、何に最も重きを置いて、これから管理していくかですが、これは運用だけの成果で決まるわけではありませんが、毎年の年末の時点の家計の純資産の額の増加額(減ることもある)をKPIとしてチェックしていきます。

マネーフォワードで毎日見ているものですけどね。

I hope you like it.

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投資に対する考え方
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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