つばめ投資顧問の「顧問」に就任

資産運用 100人いれば100通りあって良い

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お金の運用に関して、たまにSNS、とりわけツイッター上ですが、議論が白熱することがあります。

「リタイアしたら現金収入が大事。株価の上昇(含み益)は幻想。配当利回りが高い株がいいに決まっている」

「いやいや、高配当の企業は成熟した企業ばかり。配当多くても、利益成長が乏しいから、最終的なトータル・リターンは見劣りするから手を出すのはやめておいた方が無難」

「まだ、個別株やってるの?プロでも7割とか8割のファンドマネジャーが市場そのものに負けるって知らないの?個人投資家が個別株を分析して投資するなんてナンセンス。低コストのインデックス・ファンドもしくETFに投資するのが一番に決まっているでしょ!」

「何?インデックス投資こそ、市場が好調な時はいいが、下がる時は必ず自分の投資先も下がるんだよ。やっぱり、自分でリスクをコントロールするのがいいと思うけどな」

「低PER・低PBRのバリュー株が人気だって?その「バリュー株」というのはボロ株の別の呼び名。今をときめく高成長株に投資するのが、株式投資の王道ってものだ」

てな具合で、いくらでも、勝手にバーチャル論争を作ることができますね。

でも、私は一口に「個人投資家」と言っても、100人いたら100人、状況が違うし、考え方も異なるので、投資の仕方やアセット・アロケーションやポートフォリオは全員違っていてもおかしくない、いや、それが「当たり前」だと思います。

ざっと、人によって異なるものとして、

・年齢
・投資経験の長さ
・職業
・収入
・消費性向
・運用額
・家族構成(独身・家族ありなど)
・使える自由時間
・投資に関する家族の理解度
・健康の度合い

といったものが、すぐに浮かびます。

やり直しがきくという意味では、若い方がリスクは取れます。

投資経験の長さは必ずしも運用の上手さと関係しませんが、「経験して初めて悟ること」も多いです。

公務員や大企業と、中小企業勤め、あるいは個人事業主でも職業の安定度は変わりますし、運用の素となる年収も人により様々です。

そして、収入のうち、どの位、支出に回すのかも個人・家庭の考え方次第で大きく違います。(それによって、運用に回せるお金も変化)

また、個別株の分析を「手間」と感じる人がいる一方で、「喜び」に感じる人もいるのです。

それとインデックス運用が手堅いということは間違いないのですが、世の中にはコンスタントに市場平均よりも良い成績を出せる人も存在します。

つらつらと書いてきましたが、一番大事なこと

それは、少々のことで運用を中断せず、長い間「運用を続けること」

これが肝要ですね。

I hope you like it.

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しばしば、資産運用においては「アセット・アロケーション」(資産配分)が重要であると言われます。 異なる値動きをする資産に分散投資し、長期保有すること。ただし、アセット・アロケーションが投資のリターンを決めるというもの。 私の推奨投資本の一つ...
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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