「秩序ある資産減少」

多くの個人投資家の皆さんは、通常、働いていらっしゃり、収入の範囲で生活して、余った一部のお金は追加投資に回している方が殆どでしょう。

そのため、内外の株式市場が最高値を更新している現在、資産額が「史上最大」であるのが、普通だと思います。(ただし、インデックスと大きく離れたアクティブ運用を行なっている場合には、そうとも限りませんが)

2019年早々に早期退職して、現在、7年目の私ですが、今年は少し「異変」(?!)が生じています。

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年初来の資産はマイナス

SNSでは、連日「運用資産額が過去最高を更新しました!」という投稿を拝見します。それは、ある意味当然です。

でも、我が家の資産は左にあらず。

一体どうして?

本投稿時点で実は年初来でちょうどマイナス1%、昨年末の資産評価額と比べて、資産額は少ない状況にあります。

なお、これは何度も書いていますけれど、マネーフォワードMEに登録している「総資産」(自宅含む・公的年金含まない・iDeCo含む)の増減率です。

WHY ?

では、これまで資産運用で財をなし、51歳で早期退職し、さらに、それ以降も着々と資産を増やしてきた私の資産が僅かとはいえ減っているのか?

私の普段のXのポスト等をご覧になっている貴方はもうお分かりですよね。

はい。支出が多いからです。

2025年もまだ9月中旬ですが、今年支出した金額はマネーフォワードMEによれば、その額は約1500万円になっています。我が家の年間の支出は1000万円を超えることが多いですが、これは、かなりハイピッチです。

つまり、平常の年(と言っても、かなり年によりバラツキがある)程度の支出であれば、私も今は「資産が史上最高を更新!」だったことでしょう。

自分でコントロールして「減らしている」

上記の支出の半分近くは、マネーフォワードMEの家計簿のカテゴリーでは「趣味・娯楽」に分類されます。

通常ですと、CD購入やライブのチケット代などなので、それほど大きな金額にはなりませんが、今年は海外旅行やオーディオ関係などにたくさんお金を使っているので、膨らんでいます。

私も普通の人間なので、「短期的」に「大きな」資産の目減りは避けたいですが、資産を運用する環境が良い状況下においては支出を「積極化」するのが「合理的」と考えています。(株式市場が軟調な局面では、相対的に消費を抑える)

今年は消費のために例年に比べても多く株式や投信を売却していますが、資産が減ったと言っても「僅か1%」

人生有限、DIE WITH ZEROも念頭に置きながら、「秩序ある資産減少」となることが「理想的」だと考えています。

I hope you like it.

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