【株主総会レポート】東京エレクトロン(TEL)第63期定時株主総会に行ってきました!驚異的な成長と今後の展望

こんにちは!本日は東京エレクトロン(TEL:8035)の第63期定時株主総会(2026年6月23日開催)に参加してきました。

日本を代表する半導体製造装置メーカーとして圧倒的な存在感を放つ同社ですが、今回の総会でもその強力な業績と、未来に向けた力強いメッセージを受け取ることができました。本日は、スライドから読み取れた重要数値を交えながら、総会の概要をレポートします!

目次

第63期 連結業績:売上高2.4兆円超えで堅調な着地

まずは前期(第63期)の振り返りから。半導体市場の波がある中でも、非常に高い水準を維持しています。

  • 売上高:2兆4,435億円(前年同期比 +0.5%)
  • 売上総利益:1兆1,078億円(利益率 45.3%)
  • 営業利益:6,249億円(利益率 25.6%)
  • 当期純利益:5,744億円(利益率 23.5%、前年同期比 +5.6%)
  • 1株当たり当期純利益:1,254円(前年同期比 +6.1%)
  • ROE(自己資本利益率):29.6%

ROEが約30%近くを維持している点を見ても、いかに効率よく稼いでいるかが分かります。財務基盤(連結貸借対照表)についても、資産合計が第62期の2兆6,259億円から第63期には2兆8,609億円へと拡大しており、純資産も2兆699億円と非常に盤石です。

第64期上期:過去最高を見込む驚異のロケットスタート予想

さらに注目すべきは、今期(第64期)上期の連結業績見通しです。 スライドでは「半期売上高、売上総利益、営業利益で過去最高を見込む」と力強く宣言されていました。(今期から通期の業績予想開示は取りやめ)

  • 第64期上期 予想数値
    • 売上高:1兆5,700億円(第63期上期は1兆1,796億円)
    • 売上総利益:7,150億円(利益率 45.5%)
    • 営業利益:4,310億円(利益率 27.5%)
    • 経常利益:4,370億円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,280億円

上期だけで営業利益4,310億円という、凄まじいスタートダッシュを見込んでいます。AI半導体需要などの強い追い風が、そのまま数字に表れている印象です。

圧倒的な世界シェアと技術的強み

東京エレクトロンがこれだけ強い理由は、やはり製品の「世界シェア」にあります。 特に次世代半導体の鍵を握るEUV露光用コート・デベロッパ(塗布現像装置)のシェアは驚異の100%(当社推定)

その他にも、世界シェア上位の充実した製品群がズラリと並んでいます。

  • 1位:塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉、バッチ成膜、メタル成膜、プローバ
  • 2位:プラズマエッチング、ボンダー
  • 3位:洗浄

この強固なポートフォリオがあるからこそ、市場の拡大をダイレクトに業績へと取り込めるわけですね。

「技術専門商社」から世界トップクラスへ。時価総額は30倍に!

スライドでは同社の歴史と驚異的な成長スピードについても触れられていました。 かつての「技術専門商社」から「半導体製造装置メーカー」へと見事なシフトを遂げた同社ですが、米アプライドマテリアル社との統合キャンセル以降(FY’15〜FY’26)で、売上高は約4倍営業利益は約7倍に拡大しています。

これに伴い、株価(時価総額)も劇的に上昇。 2015年4月時点では約1.2兆円だった時価総額が、2026年6月18日時点には35.6兆円(約30倍)にまで跳ね上がっています! これは日系企業の時価総額ランキングでも、キオクシア、トヨタ自動車、ソフトバンクグループ、三菱UFJに次ぐ第5位の位置。日本を代表する巨大企業へと進化を遂げました。

2026年10月1日付で「1株⇒5株」の株式分割を発表

今後の施策として、2026年10月1日付で「1株を5株に分割する」との発表がありました。

一般論としては、株主の裾野を広げるための施策であり、東証などからも要請されている流れに沿ったものと言えます。投資単位が下がることで買いやすくなる側面はあるものの、一方で株主数の急増に伴う質の変化なども懸念されるため、個人的には手放しで歓迎というよりは、今後の株主構成の動向を冷静に見守りたいと感じるトピックでした。

決議事項と会場の雰囲気

今回の総会での決議事項は以下の2点でした。

  1. 取締役9名選任の件
  2. 米国カリフォルニア州に居住する当社グループの役員及び従業員に対する、同州会社証券法の特別条件の適用を前提とした当社株式に係る権利付与の承認の件

業績がすこぶる良好で、株価も上昇し、配当も増え続けている同社だけに、時折他社の総会で見られるような経営陣を糾弾するような殺気立った雰囲気は一切ありませんでした。終始、非常にスムーズで安定した進行だったのが印象的です。

まとめ:今後の保有スタンスと感想

今回の株主総会を通じて、東京エレクトロンが持つ技術の絶対的な優位性と、半導体市場の未来に対する強い自信を改めて確認することができました。

私自身、2022年から同社への継続投資を続けていますが、当時から株価は軽く6倍以上に上昇してくれています。これだけのパフォーマンスを見せてくれながらも、まだまだ成長の余白を残しているのがこの企業の恐ろしいところです。

もちろん、今後とも継続保有(ガチホ)の一手です。このままの勢いを維持してもらい、数年後には夢の「テンバガー(10倍株)」が実現することを強く期待しつつ、これからも一株主として応援を続けていきたいと思います!

I hope you like it.

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