そこまで深刻なのでしょうか。
永守重信氏率いる日本を代表する企業ニデック(証券コード:6594)が日経平均から外されました。
これは、当社が不適切会計の疑いで、東証(日本取引所グループ)から「特別注意銘柄」に指定されたことに伴う措置です。
(参考)ニデックが指定された「特別注意銘柄」とは 内部管理体制改善求める(日経会員限定)
これを受けて、本日(10/28)の前場での株式市場では、同社株式はストップ安(一時、19%安)となっています。
(参考)ニデック株がストップ安、一時19%下落 特別注意銘柄指定で(日経電子版)
私は現在、当該株式に投資していませんが、当社の決算について、9月に監査法人が異例の「意見不表明」となった段階で、これはヤバいと思っていました。
この監査法人の対応が出た直後の市場の反応(あくまで株価の話)は比較的大きなものではなかったので、一部投資家の間では「影響は大したことがない」と捉える向きもありました。
しかし、前職(金融機関)で信用リスク管理の基本のキとして、監査法人の企業に対する対応を日常的にwatchしていた私からすれば、こうした不祥事では「一旦、保有する株式は売却」がセオリーというのが私の感覚です。
もちろん、当社が今後内部管理体制を整備して、監査法人や東証等に認められ、再び、日経平均採用銘柄に復帰して、株価も上昇する可能性も残されてはいます。
ただし、過去の東芝等の事例もあり、あまり楽観的に考えるのは禁物です。
以上、私個人の考えなので、ご自身のお金をどの様に投資されるかは、ご自由に
I hope you like it.
