「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム「七転び八起き」にかなり前に掲載されたのが、私の最初のメディア掲載ですが、退職後に最初に取り上げてもらったのが、やはり日経さんでした。
・投資歴28年、エルさんの配当金生活(投信ブロガー)(2019/3/19)
たまたま、自分の過去記事などを調べていて、上記日経電子版の昔の記事が出てきたので読んでみると、当時と今では、かなり変化していることがあったので、何が変化したのかなどを記しておきたいと思います。
アセットアロケーション
自分でも細かくは覚えていなかったのですが、退職時は米国株に9割という高いウエイトで投資していました。
残り1割は主に投資信託を経由した日本株への投資だったようです。
現役サラリーマンの時は、日本の個別株は今ほど自由に取引できなかったので、余計に米国株への投資が多くなっていたのだと思います。
現在は、米国株・日本株の割合は変動しますが、米国株が70%から80%程度。日本の個別株には、「今後は日本株への直接投資も増やしていきます」と語っていた通り現在は40銘柄程度とたくさんの先に投資しています。
年400万円の配当収入は達成見込み
「以前は成長株が多かったのですが、リタイアの検討を始めた18年からは定期収入が必要だと考え、高配当株へと銘柄を徐々に入れ替えています」
この内外タバコ株など「高配当株」へのシフトは、実は痛い目にあいました。
機関投資家による世界的なタバコ株を敬遠する動きにより、私の投資歴において単一銘柄では最大の損失をフィリップ・モリスで計上しました。
なので、高配当株へのシフトはすぐに軌道修正を行いました。
それでも、退職後、3年半が経過した現在では、特に無理しなくても取材時に将来の目標としていた年400万円の配当収入が今年達成できそうな状況となっています。
投資信託の保有内容
そして、大きく変化したのがファンドの保有状況です。
退職時は個別株の代わりに、日本株のアクティブファンドを比較的多く(記事に記載されているもの以外もあった)保有していましたが、現在も継続保有しているのは「コモンズ30ファンド」と「農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド」など少数となっています。
そのかわり、米国株(S&P500連動)のインデックスファンドなどに新規で投資しています。
なお、当時バランスファンドにも投資していたのが、個人的には印象に残りました。
その他
この取材は退職早々だったので、身バレリスクを下げるため、退職した時期を1ヶ月だけ早めて申告しています。
おかげ様で、退職時と比べると現在の資産は約5割増加しており、退職前の机上の計算よりも良好な資産状況となっています。
I hope you like it.