セミリタイア5年目の2023年を総括

テスラへの投資タイミングが良かったみたいです

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鬼才イーロン・マスク率いるテスラ(TSLA)

経営者マスクとテスラの動向については、良くも悪くも常に世界中から、注目を集めています。

注目の決算

1/25に決算が発表されました。
(参考)テスラ純利益59%増、10〜12月 単価上昇で過去最高(日経会員限定)

米電気自動車(EV)大手テスラが25日発表した2022年10〜12月期決算は売上高が前年同期比37%増の243億1800万ドル(約3兆1400億円)、純利益が59%増の36億8700万ドルとなり、そろって過去最高を更新した。インフレ下で小刻みな値上げを繰り返したことでEVの平均単価が上昇し、利幅が改善した。半面、販売台数の伸びは鈍化した。

22年12月通期の売上高は前の期比51%増の814億6200万ドル、純利益は2.3倍の125億5600万ドルだった。収益性の指標となる売上高営業利益率は4.7ポイント上昇して16.8%となった。会計基準が異なるため単純比較はできないが、トヨタ自動車が22年11月時点で示した23年3月通期の予想(6.7%)を上回る水準だ。

様々な評価ができると思いますが、まず、ここで確認すべきことは「過去最高の業績」を更新したことです。

それも二桁の増収増益決算であるということ

競争環境が激しさを増すなか、株式市場ではテスラの成長が減速しているとの懸念が強まっている。同社は販売をてこ入れするため、22年秋以降に中国や日本、米国などで相次いで主力車種の大幅な値下げに踏み切った。

テスラは25日の開示資料のなかで、今後複数年にわたって50%前後のEV販売台数の成長が続くとの従来計画は維持した。ただ、複数の要素から年によって伸び率は変動するとしており、23年のEV販売台数については前年比37%増の180万台前後となる見込みを示した。

終わった決算期においては「値上げ」をしていたのに、足元では「値下げ」を打ち出していることに関して、特にマイナス評価をする向きが多い様ですね

私の投資タイミングはドンピシャだった

株価は証券アナリスト的に表現すれば「将来キャッシュフローの現在価値」となります。

これを最も一般的で簡単な数式で表すと、EPS(1株当たり利益)× PER(市場での評価)= 株価となります。

この式の前者(利益)は企業自身の実態であるのに対して、後者は企業の外の人の移り気な評価

利益は企業自らの努力で増加させることが出来ますが、PERをコントロールすることは、IR活動を上手にやってもたやすい事ではありません。

往々にして、業績が一貫して右肩上がりの企業の場合には、利益上昇に伴いPER(人気)も上昇して、株価上昇に弾みがつきます。

一方で、かつての成長株も利益が減速してくると、今度はEPSの減少という株価下落要因に、PER(人気)の低下要因が加わり、株価下落が激しくなるというわけです。

テスラ株の場合には、数年前までは、利益はまだ少ないのに、後者のPERが高株価を形成する理由となっていました。この頃は、正直、株価の妥当性を判断するのは、かなり難しいと「私」は思います。

ところが、最近は「しっかりとした」利益が出てくる様になり、一方で過剰だった人気の方は大幅に低下して、株価が下がるニュースで持ちきりでした。

でも、私の目から見れば、この株価下落は「行き過ぎ」だと昨年末判断しました。
(参考)2023年の「NISA枠」で初めて投資した「米国株」(2022/12/29)

2023年に入ってからも追加投資して、私のテスラ株の保有株数は49株となっています。

保有簿価は113ドル

そして、昨日の株価終値は177.9ドル 

買い値に対して、約57%上昇しています。テスラ株は米国個別株の中では一番少ない投資額ですが、それでも40万円以上の「含み益」になりました。

これ「NISA」枠で投資したので、もっともっと利益が乗るのを楽しみにして待ちたいと思います。

I hope you like it.

『10倍株の思考法』(著者:ろくすけ)を読了
ブロガー仲間のろくすけさんが、今月日経BPから出版した初の著書を買い求め、早速読ませていただきました。 人気ブロガーなので、多くの読者が詳細なレビューを上げるでしょうから、本の内容について詳しく説明することはやめて、私が本書を読んで一番ポイ...
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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