サイトアイコン 【L】米国株投資実践日記

第二の人生

Free-Photos / Pixabay

過日、前職の少し後輩の元同僚と二人都内で私の退職時以来の再会。サシで呑んで来ました。

思い出のある場所

私は30年近く金融機関に勤めていて、その多くを上場企業向けの融資担当として過ごしました。本店のいわゆる「ナンバー部」で、社名を聞けば誰でも知っている一流企業の担当です。

その中には、例えば、イオングループなど流通企業もありました。先日の場所はその頃担当したある非上場企業が経営する外食店でした。

非上場企業だし、取引先の経営情報はドラマみたいに外でペラペラ話さないので(笑)、詳細は承知しませんが現在の経営は安定しているそうですが、私が担当した数十年前は「経営再建途上」の会社でした。

まだ、20代後半と若かった私は、その頃中小企業診断士の勉強をしていましたが、そこで得た知識を実務で活かしながら、財務だけでなく、経営全般にわたるアドバイスを行なっていました。

都内以外にも多くの拠点を抱える企業だったので、ここの事業所実査で北海道に行ったのが私の「初めての北海道訪問」だったり、かなり「どっぷり」浸かった対応をした取引先でした。

(当時の)金融機関の立場からすれば、相応に大きな融資を行なっている先の経営改善を助けることで、与信管理にも資するというメリットもあったわけです。

後輩がなんとそこの役員に就任

私から会おうと言い出しましたが、後輩が店を選んでくれて、懐かしい店で久しぶりの再会となったわけですが、会話が弾んできた頃、「実はこのお店のことは詳しいんです・・・」と言いながら、カバンの中から名刺入れを出してきて、差し出されたのが、なんとこの取引先の役員の肩書きが書かれた名刺だったのです。

これにはビックリしました。(年齢が私に近いので、継続雇用を選ばない限り、グループ会社や取引先等へそろそろ転籍する頃だよね、といった話をしようと思っていたけれども)

つまり、彼にとっての「第二の人生」がスタートしていたのです。

その他

お互い管理職前の一番働いた時期、苦楽を共にした二人

元同僚ですから「共通言語」ですぐに、いろいろな話に花が咲きました。そして彼には、私が退職する際のプライベートな事情も話をした経緯があるため、彼の方からも家庭のかなりプライベートな話も聞かせてもらいましたが、改めてどの家庭にも悩みはあるものだと実感した次第です。

後半は私の方からも「実は2021年に出版した・・・」と切り出して、拙著をプレゼント

大変驚いていました。

今は楽しい話も、難しい話も両方できる「友人」です。

I hope you like it.

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