「見えない」社会課題

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kantsmith / Pixabay


今日は投資先のコモンズ30ファンドを運用するコモンズ投信が、毎年この時期に開催する一大イベント「コモンズ社会起業家フォーラム」に参加しました。

本イベントはコモンズ投信がまだ赤字の頃から続けているもので、世の中に存在する様々な社会的課題に立ち向かう起業家が登壇し、パワー溢れる7分スピーチを披露するというもの。

今年で第9回でしたが、私は第2回からほぼ毎回欠かさず参加していて、単身赴任中も1回はわざわざこのイベントの開催時期に合わせて、駆けつけたこともある「大変有意義」なイベントです。

イベント概要はコモンズ投信のHP参照

今回印象的だったこと

世の中に対する「感度」が鈍くなってきたかも

・登壇者は、毎回主催者のコモンズ投信の担当者が1年がかりで、様々な分野から探してくるわけですが、このイベントに参加し始めた頃は登壇する社会起業家の一部は知っている(場合によっては会ったこともある)人が少しは含まれていました。ところが、9回目の今回は誰一人知らず。このため、私の社会問題に対する「アンテナ」が低くなった可能性を意識しました。

目に見えない課題 〜存在しないのではない〜

・そして、何と言っても今回強く感じたことは、課題は必ずしも顕在化していないということ。モデルの藤森香衣さんが、友人を乳がんで亡くしたことをきっかけに、検診で自分のしこりを発見、2013年右乳房全摘出した経験を踏まえ、がん全般の啓発活動を始めました。最初、自分の周りにはがん患者はいなかったのに、NPOを設立し活動を始めたら「実は私も・・・」という同じ経験をした人が出てきたといいます。
・そして、フェンシング元女子日本代表の杉山文野さんは、現在注目を集めているLGBTの「トランスジェンダー」。中学・高校生の頃は、性別は女でも心の中は「男」であることを隠して過ごしてきましたが、ある時親友にカミングアウトして初めて「この世に生まれた」気がしたとのエピソードを披露。これも隠れた社会問題でした。人口の5〜7%はLGBTだそうです。
・さらに、発達障がいに言及したのが、NPO法人の白井智子さん。フリースクールの運営では約20年の実績を持つ方ですが、発達障がいは我々の6.5%いるといいます。LGBT、発達障がい者、親からの虐待に苦しむ人など、「社会的に支援が必要な人は周りにいないのではなく、(マジョリティからは)見えないだけ、(マイノリティは)言えないだけ。」の趣旨のことを複数の登壇者が口にしたことが、強く印象に残りました。
・アラフィフの私ですが、まだまだ世の中には知らないことが多く、本イベントに参加することで、毎回いろいろな気づきが得られます。来年も、特別なことがない限り参加するでしょう。

I hope you like it.