つばめ投資顧問の「顧問」に就任

70歳のポートフォリオ

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時間潰しに『退職金貧乏』(塚崎公義:祥伝社新書)という本を読みました(満足度★★★☆☆)。

この本は、公的年金の受給開始をできる限り遅くすることを推奨。

70歳まで年金受け取りを我慢すると、その代わりとして、70歳以降の毎月の受給額が42%増額されるので、「家計調査」の平均支出を上回る年金が期待できる、としています。

この考え方自体は、類書でもよく見かけるので、何ら特別のことはないのですが、70歳のポートフォリオの例が掲載されていたので、メモがわりにブログの記事として残しておきます。

【70歳時点で目指す資産構成】
・金融資産(以下同じ)の10%は変動金利型国債
・10%は物価連動国債
・10%は銀行預金。その過半は小口に分けた自動継続型定期預金で、普通預金は少額
・35%は日本株(JPX日経400連動型ETF)
・35%は外貨。そのうち、外貨建て(ドル建て)MMFまたは米国債が半分、外国株ETFが半分

著者曰く「これは長生きしても大丈夫で、マイルドなインフレに強く、かつ極度のインフレにも耐えられる資産構成」だそうです。

・円建て65%:外貨建て35%
・国債・預金30%
・約50%が内外株式

70歳にしては、少しリスクを取り過ぎに感じられなくもないですが、「人生100年時代」の長生きリスクを考えれば妥当かもしれませんね。

弊ブログの読者の中心層は40歳前後ですし、私にとってもまだこれから20年も先なので、正直ぴんと来ないですが、あまり書籍で70歳のポートフォリオについて書かれているものを見かけないので、記事にしました。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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