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長生きリスクを考える

geralt / Pixabay

令和元年おめでとうございます。

令和最初のブログ更新は、少し長いスパンで将来を考えてみました。

平均寿命と平均余命

日本人が世界の中でも寿命が長いことは知られていますが、まず、最新の日本の平均寿命を確認しましょう。

朝日新聞デジタル

2017年の段階で、女性が87.26歳で世界2位。男性が81.09歳で同3位でした。

「ある年齢の人が、あと何年生きることができるか」を表す期待値のことを「平均余命」と言いますが、この「平均寿命」というのは「0歳の時点」での平均余命のことを指します。

「50歳」の長生き確率

私は現在51歳ですが、丸い数字で現在50歳の男女がこれから各年齢にどれくらいの確率(単位:%)で生きているのかを調べてみました。

50歳の男性の場合 50歳の女性の場合
80歳 61.4 80.8
85歳 42.5 67.8
90歳 22.4 47.3
95歳 7.6 23.3
100歳 1.4 6.5

(参考)長生き確率表 http://tknottet.sblo.jp
これによれば、男の場合、平均寿命(81.09歳)には約6割が到達(逆に言えば、平均年齢まで生きられない人は約4割いるということ)しますが、90歳には2割強が到達し、100歳に至っては僅か1.4%しか確率的にはその年齢にならないということが分かりました。

一方、女性の場合は、95歳でも2割以上の方が到達する「期待値」であり、この年齢は想定しておいた方が良いでしょう。

今回のデータを見た私の感想

・最近世の中は「人生100年時代」というキーワードばかり目立ちますが、上記を見る限り、「自分」の場合は、100歳を念頭に人生設計や準備をすることは適切でないと考えました。
・自分の寿命を長く想定すればそれだけ、将来必要となるお金の試算額もどんどん増えていきます。私は、90歳あたりをメインターゲットにするつもりです。あまり「長生きリスク」を過度に見積もりすぎると「将来の備え」ばかりに注意が注がれ、「今」を十分楽しむことが出来ないと考えます。
・上記参考リンクした「長生き確率表」は、自由に「年齢」「性別」を変更することが可能です。あなたも、ご自分のケースで一度確かめられてはいかがでしょうか。

I hope you like it.

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