セミリタイア5年目の2023年を総括

海外旅行をして感じた7つのこと

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エルです。

ベトナムへの母との二人旅を終えて、無事帰国しました。

日本はとても暑いですが、この国がもっと暑かったせいで「涼しく」感じます。

1週間の旅行中は、毎日「昼も夜も」ビールを呑んでいました。昨日はアルコールを抜き、我が家の食事、お風呂、そして使いなれた枕のお陰で昨晩は熟睡できました。

1週間ぶりのブログ更新は、この旅行を終えて感じたことです。(ベトナムに限定したことではありません)

日本「YEN」が通用することの有り難み

・今回訪問したベトナムは新興国に分類されます。先進国であるアメリカやヨーロッパ各国において、日本円が自由に使えるのは当然としても、こうした新興国の、それも綺麗な小売店舗ではなく、地方の露店みたいな場所でも、日本円が通用するのは、日本人にとっては大変便利なことだと改めて感じました。
・これがアフリカの旅行者であればどうでしょう。自国通貨はおそらく通用しないため、訪問先の通貨か米ドルへ両替しないと旅行に支障があるに違いありません。もっとも、もう少し時代が進むと世界中キャッシュ・レスになるのでしょうが。

現地ガイドの溢れるサービス精神

・今回は80歳近い高齢の母との旅行であるため、利便性・効率性を考えて、そして、もちろん割安度を勘案して旅行会社H社(過去に投資したことあります)のパッケージ・ツアーを利用しました。
・1週間の旅行の間に、現地の国内線飛行機にも2度乗る旅行だったため、各地の複数のガイドのお世話になりました。どの方にも共通したのが「溢れるサービス精神」です。特に、最初にお世話になったガイドの方は、訪問先の地理や文化を説明する際、全て日本の対応する時代(元号等)を参考情報として付加してくれました。日本の全都府県名だけでなく、人口も暗唱していたのには驚きました。

物価の安さ

・かつて日本と言えば、世界の中でも物価が高い(特に東京)ことが特徴でしたが、最近は海外の国が経済成長に伴う給与・物価の上昇が続いているため、むしろ相対的な割安感すら生じている状況です。日本へのインバウンドが増えたのは、海外旅行者の日本への入国に関する規制緩和が大きく寄与していると考えられますが、この比較的「安く」旅行できる国、「手の届く」旅行先に日本がなったことが要因の一つとなっているのは間違いありません。
・一方、日本から特に先進国に旅する場合は、どうでしょう。朝食を食べるのにも千円札1枚では足りないことが平気に生じる状況です。そうした意味では、ベトナムなど新興国では、まだまだ日本との物価に大きな差があり、同じ千円札でも買えるサービス・物の量に大きな違いがありました。おかげで、毎日ビールを財布を気にすることなく、呑めました。

日本の経済格差の少なさ

・あくまで、今回訪問した国の、そして現地ガイドから聞いた話ですが、今回訪問した都市(メジャーなところ)の中でも高いところと低いところでは、月給に大きな差(同じ会社の添乗員の月給が例えば、A都市では12万円のところ、B都市では6万円と2倍の差があるといった具合)がありました。
・日本も以前に比べると、豊かさに差が出てきた様にも思えますが、一番物価が高い東京と物価が安い地域との差はこれほど大きくありません。

母親の衰え

・今回のツアーは、連日「フルパッケージ!」というくらい、有名観光地をカバーし、食事も昼も夜もコース。ご飯を食べるのにもエネルギーを使いました(笑)
・そのため、特に高齢者でなくても、日本より暑い国での旅行でしたので(楽しくも)疲れる旅でした。だから、母は階段の昇り降りなどでは苦労する場面が時々あり、息子である私やツアー同行者のサポートを得ながら、やっとの思いで日程をクリアした格好です。
・現在の母の年齢での「限界」を感じるとともに、今回の訪問先は「今」だからこそギリギリ行けたとも感じました。これから毎年訪問できる行き先や旅行の長さに制約が増していくことでしょう。

若さは永遠ではない

・では、これから年齢を増すごとに訪問先に制約が増えていくのは母だけでしょうか。否、それは50代前半の私にも該当します。体力が衰えるだけでなく、ある種「冒険心」もどんどん薄れていく可能性があります。年を取ると好奇心がなくなり保守的になっていく。ある面避けられない面がありますが、心身ともに元気なうちにたくさん世界を見ておきたい。そう強く感じました。

1週間の「間(ま)」を空けることで見えるもの

・今回はたった1週間の短い時間ですが、日常生活から離れ、異国の地で過ごすことで、普段考えない家族のこと、日本のこと、世界のことなど考えるきっかけとなりました。
・また、投資に関しても、毎日必ずチェックしていた株価から離れることが、当たり前ですが「特に問題はない」ことが確認できました(笑)。むしろ、1週間「間」があったことで、投資先・検討先の株価のトレンドが明確になっていたり、割安感が増していたりして、投資の面でも発見がありました。

以上、今回の旅を終えて感じた7つのことを終えます。

さて、次の旅はどこに、誰と行きましょうか

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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