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マネーフォワードの管理対象に自宅を追加して感じたこと

StockSnap / Pixabay

エルです。

私は上場企業であるマネーフォワード(3994)が提供している個人向け家計簿アプリの有料版をかなり前から活用しています。

利用している金融機関やクレジットカードの情報を登録しておけば、自動で日々のお金の動きが管理でき、毎月の生活費などの収支状況と資産残高が簡単に把握できるスグレモノです。

当該サービスは、無料から利用できるのですが、私の場合、管理する対象を網羅的にしたいため、プレミアムサービス(月額500円)を利用しています。

これまでは、銀行、証券会社、投信会社、年金、仮想通貨、そしてポイントまで含めて管理対象としてきましたが、今回、自宅マンションについても手動で管理対象に初めて含めてみました。

今回は、この結果、感じたことについて、記事にします。

自宅を管理対象とした趣旨

・現在住む自宅マンションは2007年に新築で購入。その前に、やはり都内で購入した新築マンションを売却して、少し郊外に買い替えたものです。都内のマンションを購入した時は、日本の不動産価格がかなり安い時期であったのに対し、買い替えした時は、現在同様、不動産市況が活況でしたので「割高」を認識して購入しました。(家族の事情優先)
・割高で買い購入後12年以上経過しているため、時価は購入価格から相当程度低下していると認識しています。今回、マネーフォワードに入力するに際しては、定期的に業者から入手している参考価格を丸い数字で入力しました。不動産価格は、かなり経済環境で変動しますが、今回やりたかったことは「精緻な資産価格」の把握ではなく、管理対象外となっていた資産を加え、より「我が家全体」の資産額を常に認識しておく趣旨です。と言いながら、妻の資産は簿外なのですが(笑)。

資産がかなり増えた

・時価が値下がりしているとはいえ、関東圏の新築で購入した4LDKのマンション(大手ハウスメーカー分譲)ですので、今も数千万円の価値はあります。よって、既存のマネーフォワードの資産額にこれを加えてやると、当たり前ですがその分かなり増えました。
・時々、投資ブログやマネー雑誌で、個人投資家の資産額が掲載されているケースがありますが、自宅不動産を含めているのか否か(借入があるのかも)は重要です。ちなみに、我が家は住宅ローンは完済しているので、完全な資産です。

金融資産の成長を実感

・一番最初に家を買った2001年の頃は、住宅ローンを加味した実質的な純資産のかなりのウエイトを不動産が占めていました。ところが、今回、年金も含めた一番広義の資産に占める自宅不動産の割合は、具体的な数値はお示ししませんが、思ったよりも低いというのが実感です。
・今後、この自宅マンションは、これから先も時価が低下していくことが見込まれますが、不動産の性質から急激ではなく、我が家の資産ポートフォリオにおける重要性は、主たる資産である株式に比べると、大きくないと認識しました。

不動産はいざとなれば換金できる資産である

・自宅の有用性は家族構成や学校・職場への通勤・通学状況の変化等により変化します。現時点では、具体的な計画はありませんが、将来、息子が家を出ていったり、近くに住む親が亡くなったり、諸事情が変われば、住む場所も変わり得るものと認識しています。
・そして、例えば、金融資産の価格が何からの要因で、歴史的な出来事として記録されるほど大幅に急落する場面が今後あって、かつ、不動産価格がその割には下げない場合には、マンションを売却して株式へ投入することは「十分ある」と以前から考えています。

以上、管理対象としたからといって、実態には何の変化もありませんが、全体の状況がより把握できたのと、表面の資産額が増え少し「懐が大きくなった」気がします(笑)

I hope you like it.

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