セミリタイア5年目の2023年を総括

ワークマンが時価総額No.1(新興市場)になりました。

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作業服大手のワークマン(7564)が10/11の東京株式市場において、日本マクドナルドホールディングス(2702)を抜いて、初めて新興市場(ジャスダックおよび東証マザーズ)で時価総額が首位に躍り出ました。

日経新聞の記事(ワークマン、新興市場で初の時価総額首位に マクドナルドを上回る)によれば、マクドナルドが2001年7月にジャスダックに上場して以来、維持してきた不動(注)の首位の座を初めて奪ったことになります。

ちなみに、東証1部など含めた全市場ベースでの周辺の時価総額の順位は以下の通りとなっています。

161位:ZOZO(3092):7804億円
176位:ワークマン(7564):7218億円
177位:コナミHD(9766):7204億円
178位:TOTO(5332):7203億円
179位:日本マクドナルドHD:7140億円
186位:ヤマトHD(9064):6995億円

同じ小売業では、ZOZOが少し上にいますが、射程圏に入っています。また、業界は異なりますが、最近業績不振の宅配大手ヤマトHDより大きな時価総額となっています。

ちなみに、日経予想ベースのワークマンのPERは、約66倍、マクドナルドは約41倍となっています。非常に高いPERとなっていますが、高い既存店売上高の伸び率(上期27.8%増)を勘案しますと、早晩、ワークマンの業績は上方修正されると思いますので、実質的なPERはこれよりも低いと判断しています。

日本には、企業規模がある程度ある会社で、高い成長率の企業があまりないので、話題になり始めると、人気が過熱しやすい傾向があり、ワークマンはまさにその状態です。

建設業界等の「作業着」を売る店に過ぎなかった当社が、「ワークマンプラス」への業態転換により広く一般ユーザーまで取り込む状況になっており、かつてファーストリテイリングがフリースブームを起こした時の状況にも似た「ブーム状態」にあります。私は、しばらく、この強いモメンタムが続くのではないかと見ています。

なお、私は既に当社が注目されてからですが、当社株が5000円前後の頃から投資を開始している株主です。上場来高値を更新した10/11終値は8820円。

注:ジャスダック単独で。マザーズでは過去にマクドナルドより大きな時価総額の企業あり

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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