つばめ投資顧問の「顧問」に就任

経済・社会の変化は短期と中長期を分けて考える必要がある

この記事は約2分で読めます。

新型コロナウイルス出現後、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。

仕事のやり方、学校授業の受け方、映画館の利用制限、買い物のネット活用へのシフト・・・

そうした中で、現在、ビジネスの上では最も悪影響を受けているのが外食・観光業ですが、日本の基幹産業である自動車業界も車の生産・販売の両面で、非常に大きな影響を受けています。

自動車というのは、地方や一部利用者にとっては、もちろん欠くことのできない重要なものですが、マクロでは実際の稼働率は低く、新車の購入は「不要不急」の類と言えるでしょう。つまり、今の様な経済が大きく悪化する局面では、コロナの時でなくとも売上が落ち込む産業でした。

そうした中で、なるほどという記事がありました。

(参考)車の時代復活か、外出制限解除後の最適手段に(Bloomberg)

足元で売上の落ち込む自動車販売ですが、ウイルス感染忌避から公共交通機関が敬遠される中で、車が見直されるのではないかという記事です。

この記事を見て、

<短期的?>
新型コロナウイルスで自動車の売上は大きく減少 →自動車株は買えない。売り!

<中期的>
いや、むしろ、自動車利用者が増える →自動車株が安くなった今は、買いだ!

<長期的>
長期的?→先のことはわからない(笑)

というようなことを考えました。あくまでイメージで、短期・中期・長期に厳密な期間はありません。

人間というのは、とかく足元の現象が強いと、あたかもその傾向がずっと継続するかのように思いがち(マスコミが煽るので増幅される)ですが、実際にはそんなことはないし、その現象の裏ではまた別の動きが水面化で進行している可能性もある。

そんなことをこの記事を読んで感じました。

いろいろなニュースに接した時、少し一呼吸を置いて考えると、意外な発見や投資ネタが潜んでいるかもしれませんね。

I hope you like it.

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雑感雑記
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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