「アセット・アロケーション」
これは、一般的には投資における資産配分(株式・債券・REITなど)を表します。
私の場合ですと、現在は個別株と投信を合わせて、アバウト米国株が7割、日本株が3割です。
「アセット・アロケーション」は普通はこの様な言葉の使い方をしますね。
今日はちょっと違う使い方をしてみたいと思います。
「時間」というアセット
・アセット(ASSET)とは資産・資源など意味する言葉ですが、広義には「価値のあるもの(有価物)」という意味合いもあるようです。
・となれば、何も持っている株式や現金などのお金関係だけが資産ではありません。そう、最も貴重な資産は「時間」です。私が51歳で自己都合でサラリーマンをやめた最大の理由が、このかけがえのない資産「時間」を自由に使える権利を手に入れたかったからなのです。
アロケーションは縦もある
・再びアセット・アロケーションを一般的な投資の世界に戻しますと、このアロケーションは「現在」の資産をどのように配置・配分するかという話ですね。
・私はこうした「現在」だけでなく、(過去)現在から将来にかけての長い期間における「お金」と「時間」の使い方にも、適切なアロケーションがあると考えています。ここでは、これを「縦」のアロケーションと呼ぶことにします。
物事には適切なTPOがある
・TPOは時(time)、所(place)、場合(occasion)の頭文字をとったものですね。一般的にはTPOに応じた服装で来てください。なんて使われ方をします。
・私は年代に応じて、相応しいお金や時間の使い方があると考えています。つまり、本来、人的資産の成長にお金や時間を注ぐべき時にそれを十分に行っていないと、将来、自分が仕事で稼ぐ力が十分に形成されない恐れがあるといったことです。
・20代ならこう、30代ならこうという、何か決まったものがあるわけではないのですが、人生におけるこの様な「縦」の資源配分について、一度想いをはせてみるのも悪くないのではないでしょうか。
I hope you like it.